以前、友人に結婚したくないのかと聞かれた。
結婚じゃなくて恋愛がしたい。
田中ユタカの漫画みたいな恋愛が……。
自分でも驚くほどすぐに答えは出た。
だが、改めて何が欲しいのかと問われると、わからなくなってしまう。
好きだった人と結ばれたかった。
誰でもいいわけではない。
でも、そんな人は手の届かないところにいて……。
行き場を失った欲望をどう扱っていいかもわからずに、ここに書いている。
「こんなこと書いてたらますます誰も付き合ってくれなくなるよ」だって?
そんなことはどうでもいい。僕が欲しいのは恋人なんかじゃない。救済だ。別に恋人を作る必要なんか、どこにもないはずなんだ……。
いつか何もないところから救いが降りてくる予感に突き動かされて生きる。きっとそれが一生続くのだろう。今日もその瞬間を待ちながら、退屈な日々をやり過ごしている。