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20240610

二宮ひかるの神崎くんシリーズを読んだ。

最終の『セカンドバージン』が出たのが2016年!

全然衰えてなくてびっくりする。

 

一番ビビっと来たのが、『神崎くんは独身』に載っている神崎くんが大学生の頃の回想。

神崎くんはある日、文芸サークルの先輩に彼氏のDVの相談を受ける。

 

「ね… わたしどうしたらいいと思う?」

 

「純粋に 守ってやりたいと 思った」、という。

 

やがて距離が縮まっていく。傷だらけの身体を抱くことになる。

 

優しいね… 神崎くん

 

「神崎くん… 神崎くん…」と必死に自分を求める姿に、結婚を決意する神崎くん。

 

しかし……

 

「なんであの男と別れてないんだよ!!」

 

余裕しゃくしゃくとタバコをぷかぷかふかす男。

 

男の視線と愛する人の拒絶。

 

あんまりしつこいとストーカーで通報するよッ

 

「結局 彼女は何がしたかったのか わからない」

 

「わからない」と神崎くんは繰り返す。

 

 

 

エロすぎる。ものすごく興奮しました。

 

結局、自分に身を委ねてくるひとを抱いて「俺が救ってやるんだ」って思う瞬間が一番気持ちいいわけで。

 

性欲には自分以外のライバルの存在が大きく影響する。

 

「他の人じゃなくて自分がいい」って示される瞬間が幸せで、それ以上に「自分がいないとダメだ」って思われることが何よりも嬉しくて、だから神崎くんも、先輩も、恋に夢中になる。そして僕は先輩の神崎くんを頼る姿に、そのときの神崎くんの熱情に、つられていたく興奮したのだった。他の男に夢中で自分には決してなびかない人だったからこそ、余計に。

 

『ナイーヴ』の藤沢さんをはじめとして、二宮ひかるの描く女の人は抜群にエロいなあと常々思ってきたが、この先輩も数ページながらこれまでに読んだ漫画の中でもトップクラスにエロい。どうしてもっと早く読まなかったんだろう。俺は幸せだ。




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