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読書日記430

ーチェ『この人を見よ』光文社古典新訳 (2016年) と、

セルバンテスドン・キホーテ』のつづきを読む。

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『この人を見よ』は、ニーチェが書いた最後の本とされている。

解説によれば本書において、ニーチェは『ツァラトゥストラ』が人々に理解されていないことに関して思うところをいろいろと語っており、そのため、ツァラトゥストラの入門書としても読めると書いてある。

 

 

冒頭では、ニーチェがそもそもツァラトゥストラは選ばれた者にしか耳に届かないと書いている。

つまりは、理解されようと思って書いていないのは自明である。

裏を返せば、説教染みたことを書くのではなく、真理に向かって語りかけているのではないだろうか。

その点は池田晶子氏も述べていた。

 

 

読者は試されているとも言える。

それでもプラトンのように、簡素で読者に思考を促すような本も一方ではある。

素人ながら、ニーチェプラトンはどう考えても対称的で、ニーチェの本を精読する気は起きない。

 

 

つづく




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