こちらの本を読みながらノートに書いたことを書き残す。
人はアリストテレスでいう「最高善」(『ニコマコス倫理学』より)に向かって行動をしている。
お腹が空いた⇒食べる。
喉が乾いた⇒水を飲む。
行動には自ずと「目的」というものがセット付いてくる。
「なにもしない」
と言いながら目的が無いことを装っていても、
「なにもしない為になにもしない」
という状況になってしまうと思われる。
したがって、
目的⇒行動⇒達成
という流れが見出せる。
これは熱力学でいう「不可逆的」な現象だ。
達成⇒行動⇒目的
という流れにはならない。
これがエントロピーと似ている。
意味という名のエントロピーだ。
この「流れ」が意志の存在証明であるようにもみえる。
人生の意味を問うことはどういうことであるか。
それは、意味(≒エントロピー)が人間に不可逆的な流れを与えているのか問うことでもある。
つづく