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読書日記90

エール=フランソワ・モロー『スピノザ入門』(文庫クセジュ)を読む。

白水社は個人的にお気に入りの出版社である。

スピノザの伝記的な本である。

エチカを読みつつこちらも読み進めている。

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

 

 

この本は素晴らしい。

スピノザがどんな本を読んできたのかがよく分かる。

オランダで育ちながらオランダ文学は読まず、ひたすら聖書を読む。

ラテン語、イタリア語、フランス語、スペイン語ポルトガル語を読むことができたという超人である。

 

 

 

聖書を読み込んでおきながら無神論者という異端なところも、僕がお気に入りの哲学者である理由のひとつだ。

光学レンズを研磨して生計を立てていたと書いてあった。

哲学者でありながら職人という、完璧に異端な人物である。

 

 

また、医学にも詳しく、様々な医者と交流していたと書いてある。

同時代の天才、微積を開発したライプニッツとも仲間であった。

こんな人たちに囲まれていれば、やはり感性も研ぎ澄まされていたことだろう。

ますますスピノザに関心が高まる。

つづく




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