ついに関東も梅雨入りしたらしい。しかしやることは変わらない。行くのだ、見たいものをこの目で見るために!

六本木ヒルズへ。
というわけで六本木ヒルズ。今更感のある写真をアップしているがわたしは六本木ヒルズ来訪が二度目か三度目なので個人的には今更ではない。どんどん高くもっと高くと人は痛みの塔に登りたがるねえと元ネタがわかる人しかわからないネタを投下しつつ。
創刊50周年 花とゆめ展
目指すは当然森美術館である。そして目的は、

そう、創刊五十周年を記念した、花とゆめ展である。
念のため説明すると、「花とゆめ」とは少女漫画誌である。ガラスの仮面、スケバン刑事、動物のお医者さん、フルーツバスケット……など例を挙げれば枚挙にいとまがないが、とにかくめちゃくちゃいい漫画を輩出しまくっている、恋愛、ファンタジー、青春、面白ければなんでもアリみたいな雑誌だ。
まず52階に降り立つと眼下に広がる東京の街。

東京タワーがあると写真に撮ってしまうのは昭和の人間ならではなのかもしれないと少し思う。
と、それはさておき。

創刊20周年記念号表紙、赤ちゃんと僕。

創刊25周年記念号表紙、花ざかりの君たちへ。
などなど歴史で各記念号の表紙が並ぶ。わたしは世代なのでこの二つの写真を撮ったが、もちろん、ガラスの仮面やらパタリロやらある。




そして原画エリアへ。こちらは写真NGだったのだが、名だたる漫画の漫画原稿、カラー表紙などの原画が展示されており、誰もが見入っていた。というか当たり前なんだけどみんな絵うますぎるし、彩色とかもどこで勉強したのっていうくらいうまくてさすがというしかない。これは花ゆめに好きな漫画があった人は来てみるといい。
夫が「ぼくの地球を守って」で「前世ブーム」が起こったんだと熱弁していた。個人的には、「赤ちゃんと僕」「花ざかりの君たちへ」「紅茶王子」「フルーツバスケット」「動物のお医者さん」などの原画が見れてハッピーだった。
いや、やっぱ当たり前だけれど、漫画家って絵が上手いなと思った。彩色も。いや、当たり前なんだけど。
で、最後。

パタリロって結局何巻まで続いたんだっけ。と思って調べてみたら、2022年に104巻が発売されていて、105巻は発売日未定ということ。まだ続いていたのか……!!!

小吉だったわ。
来週末までなのでぜひに。
シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝
と、花とゆめ展を楽しんだので、ついでに隣でやっていた、「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」へ。
アフロ民藝という言葉は、次の経緯で生み出されたものだ。
アーティストとして文化的ハイブリディティ(混合性)を探求してきたゲイツは、アメリカの公民権運動(1954-1968年)の一翼を担ったスローガン「ブラック・イズ・ビューティフル」と日本の「民藝運動」の哲学とを融合した、独自の美学を表す「アフロ民藝」という言葉を生み出しました。
黒人カルチャーと日本の民藝の掛け合わせ、というのはめずらしいというか、初めて見たなと思った。


こういう觀念的なものをもっと味わえる教養が欲しい……。いつもただぼーっと、すげーなーすげーなーって思いながら眺めてるだけで勿体無い気がする。

これ顔認証して怖かった。

巨神兵もいた。

オルガンもあった。
なんかすごかった(語彙力)。
こういうちょっと政治的な意図のある展示を存分に楽しむには、やはり世界についての解像度を上げる必要もあると思うし、芸術全般の潮流を知る必要もあると思うし、けどそうでなくてもみるだけでうわーすげーってなるもののすごさっていうのも確かにあるし。
すべての分野に精通していくのはどう考えても無理なので、どこか決めて勉強してみようかなと思った展示だった。ここを掘り下げるかは、わからんけど。