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JJUG CCC 2025 Fall 参加レポート

JJUG CCC 2025 Fall 会場

2025年11月15日、国内最大級の Java コミュニティイベント JJUG CCC 2025 Fall に参加してきました。この記事はそのレポートです。

参加したセッション

20年もののレガシーJavaプロダクトに自動テストを組み込んできた話

speakerdeck.com

長年保守されてきた ERP パッケージソフトに対して、自動テストを段階的に導入していった事例の紹介でした。

テスト自体は存在していたものの活用されていなかったそうです。そこからどう立て直し、テストサイズごとに何を行ったか、実装の工夫や組織への啓蒙活動などが詳しく語られていました。

印象的だったのは啓蒙活動で、TDD の動画視聴会や外部講師を呼んで全社向けの実演会などを行ったそうです。
「自動テストで一歩ずつ前に進んでいる実感を得る」という言葉が心に残りました。

バッチ性能!!劇的ビフォーアフター

speakerdeck.com

実行時間50分のバッチを、ログ出力量、データベースへのコミット方式、ジョブの多重化を見直すことで18分に改善し、さらにスペックアップによって7分まで短縮された話でした。

データベース性能評価のベンチマークである TPC を、このセッションで初めて知りました。 また、意外と変わらない施策と劇的に変わる施策が分かれていたのも面白かったです。

新卒目線で感じたAIレビュー機能開発の学びと課題

speakerdeck.com

お昼ご飯付きのスポンサーセッションで、人形町今半のお弁当を頂きながら聞きました。

スポンサーセッションで頂いた今半のお弁当「はぎ」

AI レビュー機能の開発に参加する中で出た課題と解決策、そこから得た学びが紹介されていました。

登壇者は2025年新卒の方で、新機能開発に携わりつつ登壇されていて、すごい……!と思いながら聞いていました。

ZOZOTOWNカート決済リプレイス ── モジュラモノリスという過渡期戦略

speakerdeck.com

20年物の11万行の VBScript 製システムを3年かけてマイクロサービスにリプレイスするために、過渡期戦略としてモジュラモノリスを選択した話でした。

リプレイスのアプローチとして VBScriptJava 化から始め、アプリケーションコードの分割方法としてモジュラモノリスを選択したそうです。

セッションの内容とは直接関係ないのですが、スライドに出てくる箱猫マックスくんがかわいかったです。LINE スタンプがあるようなので買おうか迷い中です。

Devinが変えるエンプラ開発 ― 工数50%削減のリアル

基幹システムの統合プロジェクトで、見積もりでは44人月かかる想定だったところを、Devin を活用して22人月に削減した事例の紹介でした。

Devinのメリットとして特に印象に残ったのは以下の点です。

  • Ask Devin で実装について質問できること
  • 複数のリポジトリをまたいで修正できること

活用にあたっては、Devin に完璧を求めず、Playbook(繰り返しのタスクに使えるプロンプト)にこだわることで、アウトプットを安定させていったそうです。

Devin については全然キャッチアップできていなかったのですが、今は $20/月 と個人でも手が届くプランが出ているようで、改めてちゃんと触ってみたいなと思いました。

レガシーで硬直したテーブル設計から変更容易で柔軟なテーブル設計にする

レガシーなテーブル設計の問題点と、それを脱却する方法について説明されていました。

レガシーなテーブル設計として色々な例が挙がってたのですが、カラム数 600 のテーブルを見たことがあるという話にはびっくりしました。

柔軟なテーブル設計にするには、次のようなポイントが挙げられていました。

  • 世の中の設計論に寄り過ぎない
  • 過去に対する変更は行わない
    • ALTER ではなく CREATE TABLE + INNER JOIN を使う
    • UPDATE ではなく DELETE + INSERT を使う
  • 未来への変更を折り込む

テーブル移行のプロセスも紹介されていて参考になりました。

ニューレガシー徹底抗戦ガイド

wolfchief.notion.site

アーキテクチャを刷新しても「解読不能な複雑さ」が残っていればレガシーは残ってしまう、それをどう防ぐかという話だったと思います。

解読不能な複雑さの例として「ニューレガシーアンチパターン」の各項目が挙げられていました。

scrapbox.io

ニューレガシーに対抗する方法として、ステークホルダーと一緒に仕様モデルを作り、それをベースに開発する「仕様モデル駆動開発」が紹介されていました。
仕様モデルを人間だけでメンテし続けるのは難しいため、AI にメンテナンスを手伝ってもらうというアプローチが提案されていたのが印象的でした。

終わりに

次回の JJUG CCC は2026年5月30日開催予定だそうで、また次回も参加したいです。




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