お久しぶりです。カナリヤです。日常報告シリーズ料理編。前回はこちら。
第2回、ということはやっぱり料理というのは今の僕の生活の中で大きなウエイトを占めてるんだな、と改めて。日記のように取り留めない思考を垂れ流します。
移ろう季節を楽しむ
今から2ヶ月程前の6月に梅シロップを作った。5月頃から売られはじめる青梅に氷砂糖、それとりんご酢を入れてしばらく放置するだけの簡単なやつ。夏バテ対策にといつか作ってみようかと思いながらもこれまで手を出せずにいたが、とある日いつもは当たり前のように並んでいた青梅がたまたま売り切れてるのを見て「あ、今この時を逃すと来年まで作る機会はないんだな」と思ってしまった。「作るのだ。僕は作らなければならないのだ」という謎の使命感に駆られた。結局は背中を後押しする何かを待っていたのだろう。
買ってきた青梅を水で洗って汚れを落とし水分を拭き取る。この時若干熟れた梅があれば数時間水にさらしアクを取る必要があるので注意が必要。爪楊枝などでヘタを取ったら消毒した瓶に青梅と氷砂糖を交互に入れていく。そしてりんご酢を入れ、日の当たらない所に常温保存して作業完了。酢は氷砂糖と同量入れてもいいようだけど僕は酢が苦手なので少量にしておいた。入れない方法も考えたが消毒効果も兼ねているので初となる今回は安全な方を選んでみる。氷砂糖が溶けきって梅のエキスが出てくると飲み頃だそうだが、それまでおよそ3週間はかかるらしい。ちょうど夏の暑さが本格化してくる頃だ。数日置きに瓶をひっくり返して浸り具合をチェックしては「早く飲めるようにならないかなー」とワクワクする様は無邪気に日常を楽しむ子供のよう。

そこで、あれ、と気づいた。僕は夏が嫌いだ。嫌いだったはずだ。じめっとした暑さはもちろんのこと、何もしなくても汗をかく日々、思考することすらままならずただでさえ出不精な僕はますます室内に引きこもる。変わらない日常こそ至高と考えていた僕がどうしたことか。根底にある感覚は昔も今も変わらないはずだが、最近季節の変化を楽しんでいる自分がいることに気づいてしまった。今なら湘南乃風や10-FEETもそこまで嫌がらずに聴けるかもしれない。いやそれは別の話か。先述の通り梅シロップが完成する頃というのは当然僕の嫌いな夏の到来を意味する。なのに僕はその日が来るのを今か今かと待っていたのだ。
そういえば日々の献立も夏はその変化が分かりやすい。店には旬の夏野菜が数多く並ぶようになる。夏は野菜達の成長も早いのだろう、すくすくと育ち店頭に並ぶ野菜はどれも丸まると大きくレパートリーの少ない僕はどう消費すべきか頭を悩ませながら楽しく料理をしている。今日は食べやすいように涼しげな献立にしようか、とか暑い日だからこそスタミナ系がいいな、とか。夏というのは季節そのものをより等身大に感じられる時間なのだと今更ながらに思い知る。暑さが堪えるなら、なにか状況を打破する手はないか模索する。積極的にアプローチしていく理由が生まれる。
今年の夏は例年と比べても非常に暑い。東北の地方民である僕の苦労など関東や関西在住の人などに比べればマシなのだろうが、それでもジリジリと肌を灼く日々には正直まいってしまう。暑さに音を上げつつ、それでもこの季節だからこそ楽しめるものがあるんだよなー、と良い具合に出来た梅シロップジュースを嗜みながら、さて次の休日はなにを作ろうかとあーでもないこーでもないと頭を悩ます。季節を楽しむなんて変わったな、と数年前の自分がひとりごちる。変わってしまった自分も悪くないだろ、と今の自分がそれに応える。そういう過去と現在のやりとりも、今は楽しい。

太った。原因はなんだろう?
太った。といっても数キロですが太った事実は変わらない。まだまだ標準体重ではあるもののこのまま行けば危険水域到達は必至。原因はなんだろう?と書いてはいるものの理由は明白。以下に太ってしまった理由を列挙してみる。
①楽しくて作り過ぎ
自炊の楽しさ、その魔性に取り付かれた結果、消費しきれない量の料理をつくってしまいがち。とはいえ残すのは食材への、そしてせっかく作った料理たちへの冒涜。美味い美味いと言いながら必要以上にお腹を膨らませる毎日。これもこれも不必要に食材を買い漁るせいでこうなる。
食材を日常的に買っていれば、食材がどの程度の値段であればお値打ちなのかが把握できるようになるのは当たり前の話だが、ひとたびお得だと判断を下してしまえば、本能の赴くまま使い道も決めずにとりあえず買ってしまう。1つや2つであればそこまで支障を来すことはないが、日によっては5つも6つも買ってしまう日があるのが大変厄介。行きつけの八百屋に日々赴いては嬉しい悲鳴をあげつつ買い漁る。こんな日々を過ごしていれば必然店員さんにも顔を覚えられたのだろう、「いつもありがとうございます」と言われるようになってしまい、毎回見切り品を買っていくのがばれているようでなんとも気恥ずかしい。あだ名をつけられていたらどうしよう。
バカみたいに買い込んでどうしても余ってしまったのは冷凍保存しているわけだが、冷凍庫くんの許容量にも限界がある。考えなしに食材を買って帰り満杯になった冷凍庫を見ては、まず先に冷凍してあるのを消費して今日買ってきたのは冷凍しよう、みたいなループに陥る。というか常にフル稼働させてるのもどうなんだ。もはや消費することが目的になっているのは本末転倒。要改善。
②楽しいおやつ作り
ここ半年くらいは毎週かかさず何かしらのおやつを作っている。仕事から帰って作り置きのおやつを食べる瞬間は至高だ。ちょっと嫌なことがあっても「まあ家に帰れば生ハム原木ティラミスあるしな」ってなる。疲れた身体と脳にじわっと糖分が染み渡る。御褒美が毎日あるのはとても良いことだ。紛うことなき潤いだ。思わず笑顔が零れる。けれどそれはあくまでたまの御褒美だから許されるのであって毎日食べるとは何事か。恥を知れ。炊飯器や電子レンジを使えば思ったより簡単に作れるということを知ってからは毎週作らないと満足できなくなってしまったようだ。これはいけない。異常行動。自分で作ったという満足感に躍らされて、カロリーおばけを摂取することに慣れてはいけない。おやつなんて可愛く言ってもカロリーは全然可愛くない。多分これまで生きてきて今が一番間食してるのではないか。これでご飯は普通に食べるもんだから、そりゃ太らないほうがおかしい。当然の帰結。これからはせめて月1とか、作っても食べきらず冷凍保存しておくとかで毎日食べる習慣を正さねばなるまいて…あーわらび餅美味しいなぁ()。
まだまだ厳しい暑さは続きますが、いろいろ工夫して楽しんで夏を乗り切りたいところ。それではまた。