以下の内容はhttps://mwenge.hatenablog.com/entry/2025/03/08/180202より取得しました。


ヴェロニク・タジョの『夜に感謝』を読了 イーロン・マスクの狙いは? 

8日(土)ようやく、ヴェロニク・タジョの小説『夜に感謝』(Veronique Tadjo, "Je remercie la nuit")を読み終えた。8月末に出版された。待ちきれず、Kindle版の電子書籍を購入して、一枚づつプリントして読みはじめた。途中何ヶ月も中断したままだったが、最近一念発起して最後まで読んだ。どれだけ内容を理解しているかは怪しいが、読了したことにホッとした。フランス語を学んだ甲斐があった。

 コートジボワールのことは全く知らなかった。作品の時代背景は、コートジボワールの2010年の大統領選の混乱から始まる。仲のいい2人の女性大学生が主人公。後半部は、一人が南アフリカの大学(ウィットウォータズランド大学とケープタウン大学)で教育を受ける。南アフリカでは、移民暴動の問題が再燃し、暴動が絶えずあった。そして2015年のケープタウン大学での学生運動セシル・ローズ像の撤去などを取り上げていた。、若い女性が、政治の激動に翻弄されながらも、社会としっかり関わりながら、自己を確立していく物語だった。後半の舞台となるヨゥービルやケープタウンは私にとっても馴染みのある場所だったので、作品の背景は目に見えるようだった。作家タジョ自身が画家でもあるので、豊かな色彩感覚で作品世界をくっきりと浮かびあげていて、興味深かった。

 タジョの作品はこれまで翻訳でしか読んだことがなかった。ルワンダの大虐殺を扱った『神(イマナ)の影』だけだった。京都で彼女の講演会で2年前に再会した。最初に彼女に出会ったのは、34年前のアフリカ文学会だった。その後はアフリカ文学会や、南アフリカでも何度も出会っている。彼女はウィットウォータズランド大学で14年間教えていたこともあり、ご自宅にもお邪魔したことがある。だけども、彼女の作品を読む機会を全く持たなかった。今回初めてフランス語で直接読むことができた。私にとっては記念すべき出来事だった。とてもタジョを身近に感じることができた。フランス語を10年間学んできてよかったと思った。日本人の友人(長年大学でフランス語の教師をしていた)から、「フランス語を喋る機会は絶対ない」と言われたが、フランス語で作品が読めたことがとても嬉しい。

 ヴェロニク・タジョは3月14日、15日にパリでこの本の出版会があると、一週間ほど前、Facebookに投稿していた。それに対して、フランス語で「あなたの新作はとても素晴らしかった。パリにいたら、参加するのに。出版おめでとう。」とメッセージを送ると、「感激。ありがとう」と返事があった。ようやく、英語ではなくて、フランス語でコミュケーションがとれたことが、嬉しい。

 世界一お金持ちと言われるイーロン・マスクのテスラの自動車が、ヨーロッパで不買運動の対象になっている。マスクがトランプ大統領の庇護のもと、アメリカの「政府効率化省」での過激な行動や、ドイツの政治に口出す態度などに、世界中から反感が広がっている。マスクは何がしたいのだろうか。トランプが時々口にする、「アメリカ人を火星につれて行く」を実現するためなのか。マスク率いる宇宙開発企業「スペースX」は、この6日にも「スペースX」の打ち上げが失敗している。だが、「スペースX」は民間で、世界最大の国際宇宙センターとして、情報網を支配し、揺るぎない位置にある。さらには、世界最大の「X」の情報網も支配して、情報を操っている。マスクの狙いは何なのかを注視する必要がある。

 京都は今日も寒かった。バラの枝にいっぱい芽が出てきた。サンシュウもようやく1つ2つと黄色花がつき始めた。お花たちには春はまだまだ先のようだ。

               

 




以上の内容はhttps://mwenge.hatenablog.com/entry/2025/03/08/180202より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14