本当に時間がこんなにも早く過ぎ去っていく。気がつけばもう水曜日。2月11日(火)は「建国記念の日」で休日だった。私にとって、日曜日も祝日も、普段の日も変わりない。大学の先輩に「紀代」さんがいた。彼女は2月11日の、かつての「紀元節の日」に誕生したので、「紀代」という名がついたと話したことがあった。11日(火)は、午前中普通に朝の散歩に出た。賀茂川をくだり、御薗橋から上賀茂神社の中を通り、裏道を帰るコース。上賀茂神社の中では神武天皇の即位を祝福する「紀元祭」が行われ、境内で蹴鞠が奉納されていた。下鴨神社では「蹴鞠」は1月4日に宮中の伝統行事として「蹴鞠始め」として奉納されているが。上賀茂神社で蹴鞠を見るのは、初めてだった。説明によれば、鞠を落とした人が問題ではなく、鞠を足蹴りする人が、次の人に上手く渡せるかどうかが問われているという。なるほどと思った。

10日(月)午前中は2つの病院に行く。いつもの病院には薬の一部が足らなくなったので、それをもらいに行った。日曜日と火曜日の休診日の間だったので、診察室には、いつも以上に多くの人が来ていた。薬だけが必要で、二週間後には診察を受けにくる旨を受付で伝えた。先生からの許可を得て、処方箋を持って薬局に行く。薬局にはなく、午後に配送されるとのことで、薬はもらえなかった。バスで整形外科医院に直行し、首の牽引とマイクロ波治療を受ける。継続して治療を受けていると、少しは痛みが和らぐ。午前中にもらい損ねた薬は、午後5時に取りに行くことになった。
午後からは「韓国語講座」に。なんとかハングルは読めるようになった。家族の呼び名を学ぶ。お祖父さん、お祖母さん、お父さん、お母さん、兄、姉、弟、妹など。韓国では結婚しても、妻は子供時代からの呼び名のままで、生まれた子供は父方の苗字をつぐ。強力な家父長制度が続くが、妻・母の名前が違うからと言って、家族が分断されたり、バラバラになることはない。日本では、なぜ「選択的夫婦別姓」がいまだに議論されるのかがわからない。「選択的」であるのに。私は旧姓で仕事をしてきたが、郵便物を郵便局で受け取る場合に、何度も嫌な思いをした。私が私であることを証明するのが難しかった。郵便局や銀行の口座預金を、カードでの出し入れするのは簡単だったが、窓口で処理しなければならない場合には色々問題があった。最近には私の旧姓名の銀行口座を閉じた。閉じる場合も大変だった。私の口座を、私以外の人が処理するのは、もっと大変だと思うからだ。マイナンバーカードは、「戸籍名」しか許されず、本人以外は使用できない。本人が「認知症」などになったり、身体上動けなくなったりした場合には、とてもとても面倒なことになる。マイナンバー紐つけの健康保険証に至ってはいうまでもない。戸籍制度があるのは、日本、韓国、台湾だけだと学んできた。韓国も台湾も日本占領時代に制度として定着したもので、日本がこだわってきた身分制度が背景にある。
毎日、毎日、トランプ大統領令に世界が振り回されている。地球環境を守る立場から、プラスティック製のストローから紙のストローに変わった。それをプラステイックに戻すというものだ。トランプは全く環境問題には興味がない。地球温暖化防止に関するパリ協定からも離脱すると宣言した。現実には、離脱を通告して1年後に実施することになるので、どうなるかは不確定。カナダやメキシコに対して関税を25%かけると言い始めて、2月1日からとか、2月4日からとか言っていたが、今は1ヶ月後からになっている。これも1ヶ月後にはどうなるかは不確定。USスチールと日本製鉄の場合も、トランプは現実を見ていないようだ。USスチールは、日本製鉄に高度な技術面での助けを求めていた。だが、トランプは日本製鉄に対して、過半数を超える株を取得してはいけないと言い出した。アメリカの企業が外国企業に買収されてはならんと。
もう一方では、トランプの信頼を得たイーロン・マスク率いる政府効率化省の動きも恐ろしい。各省庁の官僚上層部を次つぎと解雇する動きに恐怖を感じる。表向きは、公金使用の不正を暴くことを名目にしているが、トランプ政権に反対する人を探し出し、解雇する動きだとも言われる。マスクにそんなことをする資格があるのだろうか。