8日(土)朝起きて外を見ると、雪が積もっていた。金曜日の夜から降り始めたようだ。賀茂川の土手にも雪が積もっていた。午前中は整形外科に行き、首の牽引をしてもらった。少しは左手の痺れはとれつつあるが、右側の肩は相変わらず痛いので、極力、腕を動かさないように努めている。完治するまでもはまだ時間がかかりそうだ。整形外科医まではバス乗り継ぎで行けるので、ありがたい。
午後はしばらく放置していた、Veronique Tadjoの作品”Je remerci la nuit"を読み始めた。舞台はヨハネスブルグに移っているが、依然物語はコートジボワールの大統領選挙の件が何度も出てくる。アフリカ大陸内を移動しても、どの国にいても、同国人とおしのコミュニティを作り、そこで生きる術を身につけていくのかと思った。Kindle版を購入したので、一章づつ印刷しながら、読んでいる。半分まで来て、コートジボワールの大学生が南アフリカのヨハネスブルグにやって来る。何をしているのか、何をしようとしているのか、よくわからないので、3ヶ月ほど放置してしまった。とにかく最後まで読もう。
9日(日)朝も雪が降っていた。あたり一面雪に覆われていた。まだしばらくは大原の朝市には行っていない。大原は山の中にあるので、もっと雪が積もっているだろう。寒い間はもうしばらく大原には行けない。植木が霜枯れしないか心配になったが、しばらく様子を見よう。

トランプ大統領は、南アフリカの問題に口出しをした。南アフリカはアパルトヘイトにより、国土の大半を少数の白人たちによって支配されてきた。その土地問題が南アフリカの変革に大きく立ちはだかっている。まずトランプは南アフリカへの支援を打ち切ると言い出した。そして南アフリカの白人、主にアフリカーナーと呼ばれる白人に、アメリカへ移住してくるよう促した。まず、南アフリカ政府は激怒している。アフリカーナーの人たちも、なぜアメリカに移住しなければならないか、「余計なお世話」と激怒。こうしたことへのアドバイスは、南アフリカ出身のイーロン・マスクが主張する土地所有者=白人に対する差別だという考えをトランプが受け入れた。トランプはなぜ他国の問題に口出しするのか。
私が南アフリカで暮らしていた頃、ネヴィル・アレクサンダーさんは、私に、日本の農地解放について質問もし、土地問題について議論した。アパルトヘイトの根幹をなすのは、わずかな人口の白人たちが、大部分の土地を所有していることだ。人口の圧倒的多数を占めるアフリカ人に選挙権を与えず、アパルトヘイト法案を作り、人種差別をした。1994年に初めてアフリカ人に選挙権が与えられ、アパルトヘイトが終結した。マンデラが大統領に選ばれたが、土地問題は手をつけない約束をしていた。だが、アパルトヘイトが終結して30年経って、ようやく南アフリカ政府は土地改革に動き出したばかりだった。トランプが口出しする問題ではない。