21日(火)午後からは、「お絵かき教室」だった。今日は参加者2名。おしゃべりをしながら、ボタンの絵を描いた。ボタンの花びらの可愛さに惹きつけられた。トレーシングペーパでなぞるやり方ではなく、私は絵を見て直接に画用紙に書くようにしている。琳派の作品の特徴を捉えて描く演習のおかげで、先日呉服屋さんに飾っていた着物が、京染めの琳派の模様だとわかった。四季折々のお花たちが散りばめられていた。着物の柄は、季節ごとに違う。着物には厳しい決まりがある。先日見た琳派の花模様の振袖の着物は、どの時期でも着れるのだと思った。お正月、成人式、卒業式、結婚式などで着るのだろう。結婚式はどの月でもいい。袷の着物でも、単衣に縫い直すこともできる。幅も出し入れできる。着物はすごく合理的にできている。そのためかどうかはわからないが、手縫いの部分はほどきやすく、あらく縫っていて、止めの部分は解けないようにしっかりと縫っている。しかも元の反物の形にもどる。すごく合理的にできていると思った。昔は誰でもが、着物を解いて、一枚の布に戻して、洗い張りをして、着物を縫っていた。直線縫いしかないのもいい。
トランプ大統領の演説を聞いて、さまざまなところから批判が起こっている。まず大統領就任式の後日に行う、恒例のワシントン大聖堂で行う礼拝で、トランプはマリアン・ブッデ司教からLGBTQの人たちや移民に慈悲を示すよう説教された。トランプは人間には「男と女」しかいないとか、不法移民を流入を断固阻止し、国家非常事態宣言をした。こうしたことに対して、司教の異例の「説教」だったことをロイター紙は伝えている。ヨーロッパの多くの国でも取り上げているが、日本の新聞はトランプが得意げに幾つもの大統領令を出したことを報道するが、批判はない。
ワシントン大聖堂のマリアン・ブッデ司教は、これから起こることを「恐れている」人たちに慈悲を示すようトランプに訴え、「民主党、共和党、無党派の家庭にはゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの子どもがおり、中には命の危険を感じて恐れている者もいる」と語りかけた。また移民も擁護し、農業や清掃業などの労働者には合法的な滞在資格がない者もいるかもしれないが、「移民の大多数は犯罪者ではない」とした上で、「大統領、親が連れ去られるのではないかと恐れる子どもたちを抱える地域社会の人々に慈悲を与えてください。また、自国の戦争や迫害から逃れてきた人々がこの地で思いやりと歓迎を受けられるよう助けてください」と求めたことを伝えている。
「報道1930」の取り上げ方も、「トランプのお手並み拝見」という姿勢で、踏み込んだ議論はない。アメリカ国民の半分はトランプへ投票しているが、残りの半分は民主党への投票になっているので、何でもトランプの思い通りにはならないだろうと楽観している人もいる。だが、世論を動かすネット情報のほぼ全部をトランプの支配下に置いていることは、トランプが何をやろうが、何を発言しようが、トランプの思い通りに社会を動かすことになるのが、恐ろしい。facebookなどを運営するMETA, Google, Amazon, Xなど、世界中の誰もが使っているハイテク企業がトランプに多額の献金をして、トランプ政権を支えようとしている。ネット上の情報源の支配と政治の力とが合体して、「情報管理」社会になりつつある。
兵庫県のように、「偽情報やデマ」を垂れ流して人の命を奪っておきながら、批判されれば、「情報削除」と「謝罪」で誤魔化す人たちがいる。一方、トランプのような「過激で」「軽薄な」発言に踊らされてしまう人びとがいる。情報化社会の落とし穴だが、そんな穴に落ちないために、どうすればいいのだろうか。