11日(木)「被団協」の田中熙巳さんのスピーチが話題になっている。田中さんはスピーチ原稿にないことを語った。「1994年12月、2法を合体した「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」が制定されましたが、何十万人という死者に対する補償は一切なく、日本政府は一貫して国家補償を拒み、放射線被害に限定した対策のみを今日まで続けてきています。もう一度繰り返します。原爆で亡くなった死者に対する償いは、日本政府は全くしていないという事実をお知りいただきたいと思います。」と。日本政府は、「核兵器禁止条約」にすら署名していない。日本政府の矛盾した態度が世界に晒された。
「報道1930」では「被団協」のノーベル平和賞受賞を取り上げ、「原爆被害の記憶と実相ー次の世代にどう伝える」かが議論された。「はだしのゲン」が小学校の教科書から削除された。その理由は、原爆被害の問題ではなく、「家族のために鯉を盗む内容が教育上不適切」だとされたと説明。現場の教師たちは、この点については説明を加えることで、問題は解決できると主張していたが、文科省が聞き入れず、「原爆」の問題を考える機会が奪われてきた。戦後80年の今、原爆被害の「実相」がいまの若者に伝わっていない点が指摘された。ゲストの前広島市長秋葉忠利氏は、教科書から「原爆被害」に関する記述が削除されていることも指摘し、文科省は今後ノーベル平和賞を受賞した「被団協」のことが、教科書に記述されなければならなくなると発言した。そうなればいいが。「広島平和記念公園」と「パールハーバー国立記念館」が交流提携を結んだという。それぞれの趣旨は異なるし、提携できるものでないとゲストたちは指摘。
「被団協」がノーベル平和賞を受賞したことによって、日本とアメリカとの関係は対等で平等でなければならないと強く思った。なぜ、日本政府はアメリカに遠慮しなければならないのか。
早朝、家の前の紅葉。ベランダからと、道路に出て。
