5日(木)午前中は整形外科医に行く。首の牽引をすることで、神経に触っている部分に効果があると思いたいが、左腕の痺れはなかなか取れない。「いい姿勢を保つ努力のみ」と言い聞かせる。お天気はいいが、風がやや冷たい。
マリーズ・コンデ著『心は泣いたり笑ったりーマリーズ・コンデの少女時代』(くぼたのぞみ訳)を読んだ。コンデはグアドループ出身の女性作家。グアドループはフランスの植民地(現在フランス海外県)で、カリブ海にある。今年4月に90歳で亡くなった。追悼会ではマクロン大統領が演説したこと等を、4月19日のブログで書いてある。コンデの多感な少女時代が自伝的に描かれていて、とても興味深かった。今ならフランス語でも読みたいと思えた。コンデとは何度かアフリカ文学会でも出会っているはずだが、フランス語圏の作家ということで、私がフランス語が読めないことで、興味が持てなかった。今日、コンデの作品を読んでみて、彼女と同時代の、英語で書くアメリカ黒人女性作家や、アフリカ人女性作家の作品と共通するテーマがいくつもあることに気づいた。コンデの作品をフランス語から日本語に翻訳してくれた人たちに感謝したい。そうでなければ、私は生涯マリーズ・コンデの作品には出会わなかっただろう。
