15日(水)朝起きてみると、一面雪が降り積もっていた。ベランダの植木はどれも雪帽子をかぶっていた。この前の雪でカポックが霜枯れしてしまった。わずかに残っているものもダメになりそうだ。数年前に同じことが起こり、丸坊主になり、枝まで全部きってしまった。その後暖かくなり、夏には新しい生命がいっぱい芽生えた。世代交代した。やはり暖かい部屋の中に入れるべきだったのかもしれないが。ニオイマンバツリの葉っぱもやられていた。春には新しい葉っぱが出てくるので、大丈夫だと思う。植物も繊細で、気候に左右される。
午
午後から南アフリカを研究している若い人が、断捨離している本を引き取りにきてくれた。南アフリカ社会がわかるような資料は、何らかの役に立てるなら、うれしい。古い本が歴史資料として生き返ってくれるなら、少しでも著者たちへの感謝になるかもしれない。著者から直接にいただいた本も結構もっている。それらはもうしばらく手元に置いて、もう一度読み直したいと思っている。南アフリカで過ごした時のことなどが蘇ってきた。ああ、南アフリカに行きたいと本気で思った。
テレビ番組に、家政婦タサン志摩さんが出ていた。辻調理師専門学校で学び、フランス校に留学し、フランス料理を学んだという。フランスではなかなかうまくいかなったが、フランス人先生に励まされて、料理人となれた。24年ぶりに母校を訪れ、先生にお礼がいいたいという。さらには、その間に学んだフランスの家庭料理の美味しさ、優しさにに感激したと。志摩さんは、招いてくれたフランス人家庭を訪れた。高齢にはなっていたが、快く志摩さんを受け入れてくれた。志摩さんは先生と、フランスの家庭料理を食べさせてくれた夫妻に感謝の気持ちを伝えた。こうした経験がいまの「家政婦タサン志摩さん」を作ったと。高級なレストランで、フランス料理を提供するのではなく、ごく普通の家庭で食べられる料理を作ることを仕事としたタサン志摩さんを知ることができた。美味しい料理をつくること、美味しい料理を食べることは、いい生活をする基本だと思った。志摩さんの料理は、日常にある食材で、美味しく作り、生活を豊にしてくれる。なによりも志摩さんが話すフランス語が理解できたことはとても嬉しかった。