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宮脇綾子の芸術

 仕事終わりに定時ダッシュして行ってきました。 『生誕120年 宮脇綾子の芸術見た、切った、貼った』は東京ステーションギャラリーで開催中です。

 

たまに1人で居酒屋に行くことがあります。カウンターでやることもないので、1年間の展覧会をスマホのメモにまとめたり、行きたい飲み屋やイベントをつらつら書いてたりして時間を潰すことが多いです。

 

野菜や植物といったモチーフの親しみやすさと、シンプルながら目を引くポスターに興味を持ち、今年最初の特別展はここにしようと決めました。

 

金曜日の夜間開館というのに人が沢山いました。日曜美術館の後は混雑すると聞いてはいたけど、これ程とは。客層はミドル層の女性が多い印象。私のような単身の人間もいますが、モチーフが身近なものなので友達通しやカップルの姿もありました。

 

美術館というと連綿と続く芸術史が前提で鑑賞せねばならないことが多いので、生活と隣り合わせだった宮脇綾子さんの作品は、自分の暮らしと地続きのようで嬉しい。侮るなかれ、中身は丹念なスケッチと観察の積み重ねで、試行錯誤の末シンプルなデザインにたどり着いた作品の数々だ。

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チェックや水玉。自然界にない模様が、ぴったりと当てはまる。しっくりとくると言うのだろうか。どれも、この作品のために生まれた布ではない。それでも、ここに切って貼られることが、布にとって一番の居場所なんじゃないかと思う、しっくり感。

 

魚や干し柿の形に布を切って何十冊も貼り付けた模様の早見表の本がずらっ展示されている。ファッションは個性だから、人の数だけあるという。それを支えぬ布も無数にあり、ひとつもおなじ模様もない。切り出せば、既製品はオンリーワンになる。

 

毎日アップリケを作り続けた日記帳には、近所の方から貰った海老です、送られてきた野菜ですと書いてある。食卓と作品が、宮脇綾子さんの目と手で時代を超えて私に伝わる。生活と密接な作品は、人柄まで分かるようで楽しい。たまに、貰った植物の種がそのまま貼られていることもある。几帳面でおちゃめな人だったのかも。

 

大量の作品が一同に介しています。18時に行ったが時間が足りない!ポストカードも買うことを念頭に、余裕を持って行ってみてください。行く前に日曜美術館を見ておくと、さらに楽しめると思います。

 

私が1番好きな作品は、大きなエビのアップリケです。色合いもおめでたい雰囲気で好きです。鶴と亀をあしらった鯛もよかった。お祝いの多幸感が溢れた作品が好きです。代表作の野菜の断面図は小さいながらも細やかだ。先の切り身もいい。でもやっぱりエビが好きだなあ。

 

正月に神棚に海老の紙を貼っている風習があるんですが、全国区じゃないと最近知りました。海老はおめでたいものと思っているのは私だけかもしれません。縁起はいいので許して。


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作品に圧倒されて、息を着いた東京駅。遠くでウェディングフォトを撮影している人影が見える。寒くないのかな。有楽町までの高架下を散歩するのが好きなんだけど、足が棒のように痛い。


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自分の部屋のポストカードエリアに仲間が増えました。そろそろテレビ周りの壁がいっぱいになる。おうち美術館と呼んでいます。家にいる時ぐらい、視界には好きなものしか映したくないからね。大判のポストカードが欲しいなあ。

 

日本画も西洋画もごちゃごちゃに貼っています。最近気づいたのが水場の風景画が多いということ。大量に並べていると、知らなかった自分の好みに気づいたりします。写真は無いけど、印象派の絵画も多い。モネ、ゴッホルノワール。日本だと琳派。でもみんな好きだ。




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