気象庁によりますと、鹿児島県の口永良部島で15日未明から火山性地震が増加していて、午前10時までに26回発生しています。
地震の規模は、最も大きいものが15日未明に起きたマグニチュード1.9でやや大きいほか、震源の深さはおよそ5キロと4年前の噴火の前に発生した地震と同じ場所と推定されているということです。
気象庁は、口永良部島では今後、人が住んでいる地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして、午前10時半に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル2から「避難準備」を示すレベル4に引き上げました。
そのうえで、自治体からの避難に関する情報をもとに避難の準備を始めるとともに、高齢者や体の不自由な人などは避難を始めるよう呼びかけています。
口永良部島に噴火警報が発表されたのは、爆発的な噴火ですべての住民が島の外へ避難した3年前の平成27年5月以来です。
政府は官邸連絡室を設置
政府は、鹿児島県の口永良部島で火山性地震が増加するなど火山活動が高まっていることから、午前10時半に、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置し、地元自治体と連絡を取るなどして情報収集と警戒にあたっています。