政務活動費(政活費)の架空請求疑惑で、神戸市会の橋本健市議(37)が、所属する同市会自民党の関係者に辞職の意向を伝えたことが28日、分かった。橋本市議は「(30日開会の)市会定例会までに辞職したい」などと話したという。
橋本市議は2010~14年度の計8回、印刷仲介業の男性に市政報告の印刷計約720万円分を発注したとして政務活動費を請求し、同額を受け取っていた。しかし、男性が「橋本市議に頼まれて実態のない領収書を作って渡していた」と証言し、架空発注疑惑が浮上。この男性は、疑惑発覚後、橋本市議から口裏合わせを持ちかけられたことも明らかにしていた。
橋本市議は、今井絵理子参院議員との対談を掲載した市政報告を政活費で製作。昨夏の参院選公示前日に配布していたことが今年7月に判明し、自民党市議団は「税金で選挙応援したとの誤解を招く」として印刷費など約30万円を市に返還した。