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あの夏も暑かった

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はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
 あの年の夏も暑かった記憶がある。
 昭和60年。この年に今の嫁であるちゃめちゃんと会うのだが、私は在籍していた養護学校の行事で股関節を折り、きちんと治しつつ翌年に迫った高校受験のために授業が遅れないようにと療育訓練センターに入所した。

 子供たちは夏季休暇で自宅に帰り、私は夏休みはこれで棒に振ったと嘆きながら、大人しかいない成人病棟で皆が帰るのを待っていた。

 テレビを見れば高校野球は、山形代表東海大山形が、KKコンビ率いるPLに7-29という大差で敗れ、さらに本名が私と同じ名前な坂本九さんも搭乗していた日航ジャンボ機が墜落した年だ。

 現場となった御巣鷹の尾根を上空から見ても猛烈な暑さの中を自衛隊員が救助活動をし、後に知り合った元隊員もここにいて、一度きりという条件で当時の生々しい記憶を語ってくれたことがあったが、この友人を含め、30年たった今も、鎮魂の祈りは消えていないだろう。

 東京五輪パラリンピックが始まった。無観客が大半で華やかさとは程遠く、「酷暑と感染対策」という思い出しか残らないかもしれないが、どうか、ここまで来るのに新型コロナで落とすはずのない命を失った犠牲者がいることを、特に組織委員会とバッハ会長には肝に銘じて頭に入れてほしい。




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