プロ野球・楽天はいわゆる「松坂世代」ではただ1人の現役の野手、渡辺直人選手兼任1軍打撃コーチが今シーズン限りで現役を引退すると発表しました。
渡辺選手は茨城県出身の39歳。社会人野球を経て平成19年に楽天に入団し、しぶといバッティングと堅実な守備で1年目から主にショートで活躍しました。
4年目のシーズンオフには翌年の契約を更改した直後にDeNAの前身・横浜にトレードとなり、その後、西武でもプレーしました。そしておととし楽天に復帰し、出場機会こそ少ないものの、ベンチで常に選手を鼓舞するなどチームの精神的支柱でした。
プロ14年目の今シーズンは、チーム初の選手兼任打撃コーチとして開幕を1軍で迎えましたが、出場機会がないまま、6月25日に1軍の出場選手登録を抹消されました。
渡辺選手は西武の松坂大輔投手と同学年でいわゆる「松坂世代」のプロ野球の野手としては今シーズンただ1人の現役でした。
通算成績は1134試合の出場で853安打、ホームラン7本、115盗塁を記録しています。
渡辺選手は13日午前、会見を開き今シーズン限りで引退を決めた理由などについて話すことにしています。
「松坂世代」の現役は5人
楽天の渡辺直人選手をはじめ、西武の松坂大輔投手と同学年の選手は「松坂世代」と呼ばれてきました。
しかし横浜と巨人で通算360本のホームランをマークした村田修一さんや、巨人やソフトバンクで通算142勝をあげた杉内俊哉さんがおととし引退するなど、多くの選手が現役を引退しました。
今シーズンもプロ野球で現役を続けているのは、松坂投手と渡辺選手のほか、渡辺選手のチームメート、楽天の久保裕也投手、先月、今シーズン限りでの引退を表明した阪神の藤川球児投手、ソフトバンクの和田毅投手の合わせて5人となっています。