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The Talos Principle(2014)感想・評価

 先人の痕跡から学びつつ創造主の試練に立ち向かう3Dパズルアドベンチャー

 

 

www.youtube.com

 

評価:8 /10

プレイ時間:20時間(塔クリアまで)

 

 自分を作ったらしい存在にそうしろと言われたのでパズルを解いてテトリミノを集めていくが、そこかしこにあるPC端末に散らされた情報からだんだんこの世界の真実に気づいていき…?

 

 半端にスターを取ってこの時間。スターを完全に無視するなら16時間くらいで通常クリアまでいける…かもしれない。普通にプレイしていてもちょくちょくスターが視界に入ってくるので、見かけた分は頑張って取ろうとしてしまうんだよね。

 

 Portalっぽいというのは、確かにそう。Portalのバリエーションみたいな認識で挑んでもらえると、(思ってたのと違う!)みたいな事故は起こらないと思う。

 Portalよりはこちらの方が地に足が着いています。あまりプラットフォーマーという感じではないです。多少は飛び移ったりもしますが。

 

 Portalと似てるということで酔いやすさもあります。ただ、これはデフォルトで一人称視点のものを設定で三人称視点に変えることができるので、Portalよりはわりと有情と言えると思います。

 

 

 

 

 

 パズルの出来は良いです。ボリュームもたっぷりでパズルゲーとして見たら大きな瑕疵はありません。

(一点だけ。テトリミノを用いたパズルがあるのですが、あれは手応えが無さ過ぎて微妙でした。難易度とは別の問題で手応えがない(実際にプレイしたら感じられると思います)。自分が掴めていないだけでなんらかのセオリーとかがあるのでしょうか。今のところは総当たりしかなくない?と思っているのですが。)

 

 ただストーリー部分についてはわりと人を選ぶのではと思っていて。このゲーム、ゲームプレイとストーリーテリングがあまり綺麗に結びついていません。ストーリーのほとんどはテキストか音声で語られ、プレイヤーはその最中はストーリーのインプットのみに集中させられます。これはね、本読んだりラジオ聴くのとほぼ同じです。ゲームという感じではありません。

 加えるなら、ゲーム中のテキスト(not 字幕)がフォントの小ささにより非常に読みにくいです。単純な読みにくさが読む気を削いできます。

 

 小さくない? テキストが出てくるたびに画面に顔を近づけることに。あと、翻訳という工程が挟まっているせいで、そのままでも難しい哲学の話がより分かりにくくなっているという問題もあります。

 

 音声はいちおう流しっぱなしのままパズルをプレイすることもできるのですが(たぶん)、そんなことをしていたら話されている内容が頭に入ってこないので、結局操作を止めて耳を傾けることになります。

 

 テリングの冗長さの他に人を選ぶ点として、作中で語られる話が哲学的なことがあります。出てくる話のほとんどすべてが哲学に関するものです。自分は哲学にぜんぜん興味がなかったのでほとんどのテキストをスルーしました。

 

 しかしそれでも、最後の塔での演出はグッときました。それまでにどれだけ真剣にストーリーに向き合ったかであの場面(疑似協力プレイ)の感動は変わるでしょう。もっと真剣にテキスト読んでいけばよかったかも、と思いました。

 

 

 

 

 

 ①ゲームプレイを中断させるテリング、②哲学一辺倒なフレーバー、この2点が本作を評価するときに問題になる部分だと思います。

 

 ストーリーを考えると、パズルよりもむしろ哲学的な問いこそがこのゲームの本質のような気もしてくるのですが……哲学に価値を見出さない人にとっては本作の楽しみはパズル部分のみになってしまいます。そういう意味では自分はおそらく想定されたプレイヤーではないのでしょう。

 

 パズル好きなら8点以上付けられるくらいに満足すると思います。その上で哲学が好きな人ならもっと高く評価するかもしれません。

 

 個人的にプレイしていて興奮したのが、パズルの解法が作中の基本的な枠組みを超えたときでした。ただしそれら越境的なパズルはすべて通常クリアに関係のない「スター」関連のものです。だからもしかしたら今後、そういった楽しみを求めてスター収集をするかもしれません。しないかもしれません。

 

 ストーリー上の設定とパズルというスタイルが噛み合っている……大量のパズルを解かされること(やそれ以外のすべて)に物語上の意味がちゃんとある、だけにテリングの安直さが惜しい、と自分は思ってしまいます。ただ、それを踏まえても本作は名作の域にあると思います。パズルや哲学が好きな人におすすめです。




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