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Portal 2(2011)感想・評価

 空間上の2点間を自在に繋ぐことのできる銃を使って謎の施設からの脱出を目指す一人称視点パズルプラットフォーマー&アドベンチャー

 

 

www.youtube.com モンスターて。

 

評価:9 /10

プレイ時間:8.5時間(シングルプレイヤーのみ)

 

 酔い止めを飲みながらプレイ。基本のゲーム性は変わらないが新たなギミックが増え、ゲーム全体のボリュームが体感2.5倍くらいになっている。協力プレイはやっていないのだがそちらにもストーリーがあるらしく、シングルプレイヤーと合わせると前作の5倍くらいのボリュームがあるという。

 

 ゲーム性がほぼ変わらないので新たに語るとしたらそれ以外の部分についてとなる。

 グラフィックや演出は順当に進化している。前作ではあまり見ることのなかった自然環境を見れたのが新鮮でよかった。音楽はある程度ゲームプレイと融合(=インタラクティブ化)していておもしろい。具体的に書くとサウンドトラック(BGM)のいくつかのパートがパズルのギミックとなるオブジェクトの状態と連動している。例えばレーザー装置はそのままでは音は鳴らないが、レーザーが照射されると音が鳴りだす、みたいな感じ。ポイントは効果音ではなくあくまでBGMのいちパートということで、BGMとリズムを同じくしているためプレイに応じて違和感なくBGMが豪華になったりする。まあそのサウンドはオブジェクトから鳴らされているっぽいので、恒常的にBGMが豪華になるわけではないのだが(オブジェクトから離れると聞こえなくなる。ジャンプ台とかわかりやすい)。

 

 そして一番の目玉はストーリーだろう。個人的にパズルというジャンルはストーリーと嚙み合わせが悪いというか、うまく合わせづらいのではと思っているけど、今作では探索パートをいい感じに挟むことで筋の通ったストーリーを展開できている。そのパートではGLaDOSや新キャラのWheatleyが主人公に同行してくれることもあり、以前よりもキャラに愛着がわくようになっている。彼らが主人公にパズルを解かせたがることにもちゃんと理由付けされていたし…。

 

 しかし自分について言えば、前作の経験からどちらのキャラも心からは信頼できず、ちょっとビターな物語体験になってしまったと思う。なんというかビジネス上の付き合いというか…。常にほんのり二人を警戒しているので突発的な事態にも素直に驚けず、別れもあー、それなら仕方ないね!みたいな感じでそこまでエモくなったりはしなかった(そもそも主人公も別に好きで彼らと一緒にいたわけではないだろうが)。

 

 それでも序盤~中盤のGLaDOSはちょっとおもしろかった。なんでもかんでもめちゃくちゃ突っかかってくる。最悪な別れ方をした元カノ/元カレがもしいたとしたらあんな感じなのかな、とか。月姫アルクとかね。いやでも最初に殺されかけたのはこっちだからな、正当防衛だよあれは。

 Wheatleyくんはね……おもろいやつではあるんだけどね、すごいナチュラルに他人を見下してるんだよね。まあ元からそう設計されてるってのはあるんだけど、でもあのまったく悪気なく悪いことするところは、なんかこうクるものがある。Fateで言ったら人類悪的な…。

 二人を差し置いて存在感が際立ってくるのがむしろ主人公で。主人公の頑固さが、不屈の闘志がストーリーをここまで導いている。GLaDOSに匙を投げられるレベルの頑固さで、ある意味ではこれが人類の強みなのかも、なんて。一応書いておくと、ラットマンというコミック版の登場キャラが主人公の命を繋いでたらしく、だから人類には集合としての強みもある(自分がダメでも次の人が…)。

 

 パズルの難易度は変わらずすばらしいバランスで、簡単すぎず難しすぎず。ギミックを理解したら、あとはゴールさえ見つければそこから逆算して迷わずにクリアできる。ゴールが分からなくでもギミックで遊んでいるとそのうちになにかに閃いたりする。ギミックの種類も多いし、パズルとしては本作で完成したと思う。

(探索パートは思考よりも閃きというか発見が重要なため、パズル部分と同じ感じでプレイすると逆に詰まる。だから賛否分かれると思うけど散歩とか探検が好きなら問題ないはず。)

 一方で、総合的なゲーム体験としては前作の方が洗練されていて、かつ尖っていたと思う。前作のエンディングを超える衝撃は2にはなかったかなと。でもこれは求めすぎとも思うし、おそらく人にもよるだろう(自分が前作のエンディングで喰らいすぎ)。そもそも通常のゲームプレイが充分おもしろいので、それがこれだけの量もあったら素直に嬉しい。

 さらに言うなら本作は単独のゲームとして完結しておらず、Portal形式のパズルを投稿できるプラットフォームとして現在も更新され続けている。プレイヤーたちが自分でパズルを作って投稿することができるのだ。手の込んだものだと新しいギミックやストーリーが付いているものもあるらしい。本作一本あればゲームクリア後もずっと新しいパズルにチャレンジすることができる。

 

 そういった面も含めるとぜんぜん満点評価できるのだけど……とりあえずはシングルプレイヤーモードのみの評価として冒頭の点数は付けています。

 とにかく優れたゲームです。本気で作り込まれている作品なのでコスパで測るべきではないですが、コスパ面では世界一レベルで優れているゲームなので脳死で買っていいでしょう。投稿作含めて沼のようなタイトルだと思います。

 あと序盤のあんま隠れてない隠し部屋で流れるボーカル曲が、実はThe Nationalの手によるものだったらしい。なんで??




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