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Sān-Z, HOYO-MiX「楽園夢遊記」

 

 

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ドラムレスの優雅なチェンバーポップ。『ゆめ』、『ランプ幻想』の頃のLampみたいな。(動画では)ちょうど2分半のところ、テンポを落としてからの展開が綺麗すぎる。「なんて美しい」で終わる詞も…泣 歌姫という設定のキャラの曲に流行りのEDMではなくこういう雅な曲を持ってくるの、すごいし偉いと思う。

 

本能に、フィジカルに訴えかける曲構成・サウンドのEDMはやっぱ強いんだよ 実際バーニスの曲なんかもう1000万再生いっちゃうわけじゃん でも音楽の良さってそれだけじゃないんだよな 異なる方向性の、より即物的でない音楽の良さを歌姫設定のキャラの曲ではっきり示してくるのはさ 音楽に対してマジで誠実でしょ

 

Burning Desiresみたいな曲を量産してもっとバズり散らかすこともできるはずなんだけどさ やらないじゃん それは作り手側がEDM以外の音楽の良さも同じくらい信じてるからだと思う そういうところ、信頼できると思う

 

 上の文章は初めて「楽園夢遊記」を聴いたときのリアクション。それ以来、曲を流していないときでもずっと頭の中でこの曲が流れてる。めっちゃいい曲~。ゼンゼロ楽曲の中ではpinKing, Burning Desires、絵本に並んでお気に入りです。

 上でも少し書いてるけど、MVの2分半のところ、現実に戻ってくる場面で毎回泣いてしまう。音だけ聴いてるときは泣くまでに至らないけど、映像と歌詞が組み合わさるとぶわっときてしまう(YouTubeの機能で歌詞を表示できます)。

 

幻がやがて消えても
辛いときは
どうかこの 魔法みたいな旅を思い出して
積み重なる
街の景色
歌い 踊り 語り
綴られた遊記
なんて美しい

 

 MVの内容やゲーム内で描かれたストーリー(5章直後のやつ)からすると、超大雑把に言えば逃避行が曲のテーマだと思う。作中世界に生きる人たちにとってはアストラ(歌手)のショーを見ることが逃避行だし、現実世界のプレイヤーにとってはゼンゼロのゲームプレイこそ逃避行だ。アニメで描かれるショーの観客とMVを見ている現実世界の視聴者が重なり合い、アストラは画面を越えてこちらに歌いかける。「幻がやがて消えても 辛いときは どうかこの 魔法みたいな旅を思い出して」—————

 無理やね~~~~~泣くわこんなん。この構図はあらゆる作品とその受け手に通じる。めちゃくちゃ射程の広い、かつ美しいポップソングだ。

 

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 サウンドと曲調からは自分の場合やはりLampが浮かんでくる。もし製作陣のリファレンスとしてLampがあったら嬉しいですね。

 

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 最近、応援MVとして日本語ボーカルバージョンがアップされた。言語の違いのせい?かかなり歌唱の印象が違っている。日本語と比べるとオリジナルはやたら音節が多いせいかあまり長くビブラートせず、常に鼻歌のような軽やかさがある。妖精が舞っているみたい。どちらが良いとかではないが、オリジナルの方が程よく力が抜けていて儚さが際立っている。

 

 ストーリー『輝きのモーメント』のクライマックスで使われた「きらめき」もいい曲です。曲掴んでからプレイした方が楽しめるよ。まあそこまでせんでええが。。




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