まとめ記事連投で疲れているのでアーティスト情報については省略気味で許してください。もはやお気に入りでもない作品についても書いています。文章も作品説明とかすっ飛ばして好きなことだけ書いてる。普通に雑。年末年始の連投でもうブログ更新に疲れたんや!
Cassandra Jenkins 『My Light, My Destroyer』
すごく出来がいいのはわかる。インストも交えつつ、アルバム一枚分快適な時空間を形作っている。ただ、メロディー&曲の引っかかりが少し足りない。自分の感覚では。
ジャンルで言えばアンビエントとフォークの良いとこどりみたいな感じで、柔らかな音遣いが特徴(Scott Orr『Oh Man』とか思い出すか。こちらはあっちより土の匂いがあるが)。プロダクションは一流な感じなのだけど……だから、なのか余計に歌メロの薄味さが目立つ。ポップの残り香だけを嗅がされているような。。
「Petco」くらいのキャッチーさが全体にほしかった。お気に入りは#9~#12くらい。
MJ Lenderman『Manning Fireworks』
最近、年に一度はピッチで取り上げられるという常連ぶりで気にはなっていたのだけど、24年作が特に評価が高いっぽかったので聴いた。
これも上のCassandra Jenkinsと同じく個人的な惜しい枠。理由も同じ、ほんの少しキャッチーさが足りない。いいアルバムだけどちょっと味が薄い気がする。
2024年はサザン・ロックの年だった アメリカ南部シーンの歴史と「今」を知る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
ピッチのリストを見るとたしかにこの記事で書かれているような流行の存在を感じる。そして多分、自分はそれについていけてない。
まあ別に問題ではないんだけど…。前からほんのり思っていたが、正直に書くと、ミスチルやNIN、クイーンで育った自分にとってカントリーやサザン・ロックといったジャンルの音楽は音楽的に少し退屈である。そのことが改めて明白になった。
少し前にTLで話題になっていたので、RSのリストを順にハイペースで聴いていくという企画に自分が反応したことがあったのだけど、それとほぼ同じことがブーメランとなって自分に返ってきている。いやでも言い訳させてもらうと、『Layla and Other Assorted Love Songs』の方が『Tigers Blood』や『Manning Fireworks』よりはずっとポップだと思う。確実に。
特に結論とかはないんだけど……でも、いつもならカウンターかましているようなジャンルの作品が近頃ピッチで評価されているというのは、なんかおもろいなと思いました。ピッチのRS化…?
Gillian Welch / David Rawlings『Woodland』
とか言いながらこういう音楽聴いてるんですけどね。なんかジレンマがあるな。良いんだけど中毒にはならない。健康なポップさとでも言うか。化調を使わない、素材の味を生かした料理みたいな。
いやでもやっぱパンチが足りないよ! しかしこのくらいが作業のお供にはちょうどいいんだよなというのも事実。
でも『My Light, My Destroyer』『Manning Fireworks』より本作の方が歌メロに引っかかりがあると思う。微妙な差だけど。
Jennifer Castle『Camelot』
まだまだ続くぞ。「メロ・曲の引っかかり」というか「SSW性」かな? 『My Light, My Destroyer』『Manning Fireworks』はSSW性がちょっと足りなかった…?
このアルバムはジャンル・スタイルよりも曲を優先したSSW性の強い作品なので、こっちの方が自分にはまだポップに聞こえます。
Laura Marling『Patterns in Repeat』
これは年ベスには入らないけど選外佳作くらいの扱いでした。普通にハマった曲がある。
作中一番いい曲がアルバム序盤と終盤に配置され全体を挟み込んでいる(「Patterns」と「Patterns In Repeat」)。シンプルにリプライズなんですけど、この構成がアルバムのまとまりをより強めている。いいアルバムです。
Moin『You Never End』
上のLaura Marlingでフォークっぽいのは終わり。
MoinはBlackest Ever Blackからのリリースで有名(だと思う)なRaimeのメンバーが新たに組んだグループらしく、20年あたりからはこちらをメインに活動しているらしい。自分はそのことを今年(24年)の作品で初めて知って、メンバーはちゃんと活動続けてたんだ、と思った。
これは3枚目のアルバム。内容はダーク&ゴシックな世界観のポストロックといった感じ。楽曲はやはりRaimeの作品と通じている部分があり、SSW的というよりは実験~テクノ的。基本インストだし。曲構造よりはテクスチャーに凝っていてかっこいいギターサウンドで聴かせる。
ギターとドラムがサウンドの中心なこともあり半分以上はロックの味。その上で曲の尺は3分前後に収まっていて思ったよりも聴きやすい。歌感がないのでそこまで自分の好みドンピシャではないのですがいいアルバムだと思う。Dischord(レーベル)とかあそこらへんが好きな人も楽しめるんじゃないでしょうか。
L⇔R『LAUGH + ROUGH』
エルアールっていう日本のバンドがいる。嶺川貴子が一時期在籍していたらしいですね。ここ数年?年末にTLで投票型の邦楽ベスト企画みたいなのが催されているのだけど、投票型は基本つまらない結果に終わるので24年度のもおもしろくない(興味深い部分はある)結果になっていたのだけど、その結果を見て主催者に心無い言葉を投げかける人が出現。飛ばされた軽~いヤジ的なツイのひとつにL⇔Rを熱く推すものがあり、興味を持って少しだけ聴いたのだった。
まだぜんぜん聴き込めていないのであまり書けることはないのだけど、お気に入りになりそうな予感があるのでメモ。フリッパーズ並みに洋楽コンプの強そうな作風ではあるのだけど、歌メロが熱く高く歌い上げる感じで、絶妙に歌謡? J-? の血が混じっている。今のところ思い浮かぶのはフリッパーズの1stと中村一義の1st『金字塔』です。
This Is Lorelei『Box for Buddy, Box for Star』
最近評判の良いWater From Your Eyesの片割れ、Nate Amosのソロ・プロジェクトらしい。Bandcampで今までにも大量に作品を出していたけど、今回のアルバムが正式なデビュー作らしい。今調べました。今までなにも知らずに聴いてた。
なんというかウェルメイドなポップですね。1曲目がスライドギターの光るド田舎な風情なので騙されそうになりますが、別にルーツ感のある作風ではありません。特定のスタイルに縛られない、少し忙しない気質のよくできたポップス集です。
このウェルメイド感にはどこか懐かしさがあり……The Postal ServiceとかErlend Øyeとかあそこらへんですね。ポストロックを通過してデジタルレコーディング・DTMが広く普及して全体的に音楽作品の完成度が上がった00年代前半のあの感じ(伝わるか?)。エレクトロニカとポップが初めて大々的に出会ったあのタイミング。あの時代の味ですね。
個人的には好き寄りではあるけどクリーンすぎてハマり切れないみたいな。そういうところまで上述の、00年代はじめ頃の作品群と似ています。往年のインディーポップ好きには抗えないところがあるかも。
Wool & The Pants『Not Fun In The Summertime』
TURN誌の年ベスで知った。ちなみにその年ベスを見たきっかけはAOTYにまとめられていたから。日本のメディアがまとめられることあるんだ~と思った。
ローテンションなダブ・ファンク。歌感が弱いので好みにはなり切らないのだがこの音楽性の方向性自体がレアだと思うので応援したい。たぶん酒飲んだり煙草吸ったりして聴いた方がいい気がするが自分はどっちもやらんからなあ。
年ベス記事で初登場させた作品のお気に曲も挙げようかと思ったけどめんどいので止めた。
今年からちょっと方針を変えようと思う。今までお気にの曲を上げていたけど、これは作業としてかなり大変なので止めます。
全体的に作業量を減らそうと思う。見栄とか多少は気にしてきたけどもういいや。布教活動として強くて楽、つまりコスパがいいのでつべのリンクを貼ることくらいはそのときのテンションでやると思うけど、もうわざわざ画像を探してきて貼るとかはしなくていいかなと思っている。記事内の形式を整えたりするのも負担だった。
記録を残すことをこれまでかなり重視してきたけど、今後は他のことにもう少しリソースを割いていきたいと思う。その影響でブログ関係の手間をできるだけ減らしていこうと思う。
方針転換というか……むしろブログを続けていくための施策と思ってほしい。自分の中でブログ更新のハードルがかなり上がってきていた。それはつまり今までそれなりに真面目に向き合ってきていたということでもあるのだけど。今後も定期的にまとめ記事を書いていくためにはこのくらい手を抜かないと無理だ。
曲単位でまとめないし、そもそもそこまでお気に入りでもないことにも触れていこうと思うので、まとめ記事のタイトルも変えようと思う。シンプルに「月まとめ」とかになるかな…。とりあえず、好きな音楽作品をまとめつつ、書きたいことだけ書いていく感じになると思います。
今回の記事でちょうど2024年分が終わるので、今回の記事までは今までと同じくらいの気合を入れて書こうと思ったりもしたのだけど、気力が持たなかったので手抜きになりました。コミケのせいなので恨むならそちらを…。
ということで今後はこのくらいのゆるふわさで続けていこうと思います。よろしくお願いします。あ、あとあけましておめでとうございます! 良い年に、しようぜっ。