AOBA NU NOISEのTシャツです!
1月18日(日)
めっちゃ強風、という予報だったのでハラハラしたが、最寄り駅から仙台駅まで普通に予定通りに電車は動き、予定通り8時台の新幹線で東京へ。東京駅について何となくハンバーガーを食べて下北沢へ。東京はあったかいなー、と思いながら12時前には会場のLIVE HAUSに着く。Twee Grrrls Clubの皆さんと久々に再会、そしてご一緒する松本Marking RecordsのRikoさんにご挨拶。Rikoさんとは会って即座にBuck-Tickとyumboの話、とかしてしまってナイスなバックトゥバックの予感。とかやってると12時のオープンスタートと共に沢山のお客さんが入って来て、なんか、微妙に緊張、ということでコロナビール。
12時30分からのRikoさんとのバックトゥバックDJは私のターンからスタート。タンテの勝手がわからず、7インチでDJする時あるあるだが、ぐにょーん、というスタートをかまして凹む。30年DJしてるのに…。しかし気を取り直してサクサクと曲を交代でかけまくって、あっという間に30分が過ぎる。RikoさんのかけたFlesh Worldのネオサイケっぷりに悪い血が騒ぐ。
ところで今回のお出かけDJの準備の際に、楽だからバウムクーヘンの箱に入れて7インチだけ持って行こうかな、とか楽な方に流れそうだったのだが、いやいやここら辺は外せないでしょう!となって、TGCの皆さんに業者、と笑われる結果になりながらも通販段ボールに入れて持ってきた、30センチ盤のFamily FodderとKicking GiantとThe Railway Childrenは意地になってかけたわけだが、結果的にそれぞれにお客さんからめっちゃくちゃ熱いリアクションを得て、俺間違ってなかったな、と泣きそうになった。この3組がバズる現場、というのもあまり思いつかない。
泣きそうになった、と言えば私のDJの時間、たくさんの友人知人が遊びに来てくれていて、本当にうれしくて、そしてありがたかった。実名を挙げてここで感謝したいくらいなのだが、それもまた迷惑な話だろうから、ひとまずお越しくださった皆さん、本当にありがとうございました!
さて、元々のイヴェントの時間が短いのもあるのだが、良い音楽の流れる楽しい時間、というのは本当にあっという間に過ぎ去るもので、好きな曲ばかりこんなに流れるイヴェントも久々、というナイス過ぎるDJ陣、凄く良かったCycling In Marmaladeのライヴも終わってTGCが最後にDJをやって15時過ぎにはイヴェント終了。その後打ち上げで焼酎水割りを飲みながら楽しい時間を過ごし、しかし帰りたくねえ…、明日仕事休みてえ…、と呪詛の言葉を吐きながら16時30分過ぎには打ち上げを辞し、頼まれごともあったのでPianola Recordsに一瞬赴き、帰り道へ。
泊まりてえ…、明日仕事休みてえ…、とぶつぶつ言いながら、なんか癪なので乗りかえで久々に新宿に降り立ち、一軒だけディスクユニオンに行くか、と久々の中古館へ。段ボール箱2個くらい台車に載せつつガンガンにLizzy Mercier Desclouxの日本盤帯付き(「純・アフリカ」
とか、久々に見たな、ってこのジャケはなんだ?)とかをわんさか抜きまくってる外国の方がいらっしゃって、あーなんかもう見る気しないわ…、となって、やる気を失いつつ面出しのレコを見たら、The Fallの「I Am Kurious Oranj」のUK原盤
がめっちゃ美品で私を待っていた。まあ昔に比べたら大分ご立派になられて、という価格だったのでちょっと逡巡したのだが、私たちは隣に面出しされていたCowboy Junkiesが1万円を超える世界に生きているのだ、と自分を納得させてお買い上げ。というか昨年の私の中でのThe Fallブームが主にこのアルバム前後で爆発的に盛り上がっていた、ということを考えればこれで2025年の自分のケリがついた、というものである。
その後もう帰りたくないけど帰らなきゃないから飲むしかない、という謎なロジックに行きつき、東京駅でビールにフォーにパクチーサラダ、新幹線内でもビールとナッツ、とか決めて21時台には帰宅。あーなんかMarc Almondのライヴ、そして今回のイヴェント、と2つ楽しみにしていたことが終わってしまって、もう2026年が終わった気分だ、と思いながら日付が変わる頃には就寝。
別にイヴェントでかかっていたわけではないけれども、めちゃくちゃ久々にVelocetteの「Fourfold Remedy」を聴く。
今回のイヴェントで私も持って行ったけどかけなかったComet Gain(しかし私たちのDJ以外では2曲くらいかかっていた)、そこの元メンバーによるバンド、1998年リリース唯一のアルバム、である。とにかく当時のComet Gainはストレートにポップで、キレがあってもちろん私のバイトしていたレコード屋で人気もあったが、その勢いそのままにComet Gainから離れて新バンドになってリリースしたシングル
がまたノスタルジックな60年代ポップ風の名曲で、「渋谷系」という言葉が燃え尽きて、しかしまだ燻っていた当時の日本でも(私のバイト先のレコ屋でも)かなりバズっていた記憶がある。この次のシングル
もまたギターがより前面に出たスピード感あふれる佳曲でこれはやばい、という中でのアルバムリリースだったのでそれはそれは盛り上がり、であった。しかしながら、やりたいことはわかるけれども、ちょっと演奏とかも含めてこういう音をやるには時期尚早だったかな、という部分も散見される作品、ではある。しかしパーカッションを効果的に使い、若干のノスタルジックなソウルっぽさも狙ったと思われる曲とかもあって、ヴァラエティ豊かで、今は冷静に楽しめるし、押しは弱いけれどもむしろそこが愛おしく、楽しい。そしてComet Gainが根強く活動しているのだから、こちらも何とか続いていたらもっと面白かっただろうなあ、と思うのだけれども。