今日のことなんですが!
Blue Boys Club × csgb 2025年5月24日(土)17:00~ @ Monet
予約:3000yen(1D別)当日:3500yen(1D別)
Acoustic Live: カジヒデキ
DJ: カジヒデキ ( Blue Boys Club ) 、Kink ( Blue Boys Club )、shinshin ( csgb )、tdsgk ( csgb )、ITAMI ( EACHTIME )、S-Guy ( BPM )
17時のオープンからお待ちしております!
AOBA NU NOISEのTシャツです!
中原昌也の『焼死体たちの革命の夜』が本当に面白くて、病院の待合室で声を上げて笑いそうになるのをこらえながら、勢いで読み終えてしまった。
短編集である。ストーリーはそれぞれある、と思う、のだけれども、きちんとケリがついている場合と、あれ、っていう場合があって、なのだが、それを超えたところにこの本の面白さはあるように思うのだな。ミニマルで、逸脱していって、そして何も生まれない感じ、それがもしかしたら「虚無」という言葉でこの本がよく形容されている理由なのかも知れない。
とは言え、まああまり色々な言葉に囚われずに、純粋に文字を追って読み進める楽しみが得られる貴重な機会だと思うので、時折笑いを堪えながら時間を費やしてもらって、この感動を共有したいなあ。まあ、感動、という言葉がこれほど似合わない本もないとは思うのだけれども。あと一つ付け加えるならば、私は彼の体言止めが大好きで、今回も頻発しているのでそこら辺も実にたまらんポイント、である。
Don Caballeroの「What Burns Never Returns」をいささか唐突に、久々に聴いている。
1998年リリースの3枚目のアルバムである。当時私はレコード屋さんでアルバイトをしていて、こちらのアルバムも自分用にCDを入荷させて店頭にアナログ出して、でもなんだかなかなか捌けなかった記憶がある。しかし今ではどうやら、マス・ロックとかいうジャンル(全く私は詳しくないし、むしろ知らない)の大名盤、となっているようなので時代は流れる、ということである。しかしそういう話は別にどうでも良くて、まあびっくりするような音楽、である。なぜこのドラムのパターンにギターがこういう風に絡んでこれるのか、またなぜここで急にこういう展開になったのか、全くもって「?」だらけの構造の曲がひたすら続くのだけれども、それでいて不思議と聴きやすく、ポップな印象さえあるのはギターやベースのフレーズが相当練られているからではないだろうか。とは言えドラムとパーカッションの爆音の突進具合が何よりも聞きどころ、且つ中心になっていて、メンバーチェンジの多かった中で文字通り踏ん張ったDamon Cheの姿勢が音にも表れているようである。また久々に聴くとこの空間的な音作りが非常に衝撃的で、どの楽器も全力で演奏している部屋に自分が放り込まれてしまったような、そういうSteve Albini(絡んでないけど)関連の諸作にも覚える感覚に襲われる。インストのこういう音、って多分この後にも色々出てきたとは思うのだけれども、複雑さとそれをものともしないドライヴ感は唯一無二、の傑作。

