AOBA NU NOISEのTシャツです!
以前、旅行の際にレコードを買うと、お土産に海苔とか昆布とかをシート状で買っても折ったりせずに、レコードの間に挟んでそのままお持ち帰りできてとっても良いですよ、というしょうもない話を拙ブログに書いた。
しょうもないことしか書いていない私のブログに於いても、まあ本当にしょうもない話ではあるけれども、ある種の人々にとっては結構グラウンドブレイキンなライフハックだったのではないか、と自負している。
ところで先日はちょっとした野暮用(仕事)で、東京の相手先との提携協定の調印式、という重々しいもののために上京したのだけれども、まあ当然30センチ四方の段ボールを持って行かないわけにはいかないし、なんなら当日、調印式の前にレコード買ったりしていたのでそれが入るバッグで参加したわけである。
そうすると業種的にまだまだ紙資料が多い世界なので、たくさん資料をもらったり、なんなら協定書を大事に持って帰らなければならないわけである。そこで、そういった場にレコードを段ボール板で挟んで、そしてそれが入る大きさのトートバッグを持って行くと、なんとそういった資料もすっぽり型崩れすることなく持ち帰れるわけである。そして、レコードを防御するための段ボール板のおかげで安定、且つレコードも無事、ということでなんらかの調印式等に臨む皆さんも、レコード用の段ボール板とそれが入るバッグ、それらを持って行くと良いですよ、というこれまた有益な暮らしの知恵を皆さんにお伝えしようと思ったので、ここに記している。たとえそれがArt Into Lifeのバッグであってもだし(大きいので本当に重宝している)、何ならその日買ったレコードがまさかのThe Wolfgang Press「Funky Little Demons」
だったりしても、だ。
しかしこのアナログ、ずっとユルく探していたのだけれども(まさかのTWPにしては)すんごい値段になっていて、びっくりした、顎が落ちた、腰が抜けた、というか本当に「えっ」と声が出た。最初は「いやこんな、なんか、The 中古盤、みたいなコンディションのThe Wolfgang Pressのレコードにそんな値段をつけるなんて・・・」とか「Oasisのファーストのデラックス再発?の中古と同じ値段だなんて・・・。The Wolfgang Pressの分際で・・・」とか思ってスルーしたのだけれども、一回店出て飯食いながら相場調べて驚愕して、そして納得して、もう良いや、となって買ったのだった。
確かに1995年のアナログだから時代的にタマ数は少ないだろう、私も仙台で当時見たことは当然なかったし、これまで結構長い間中古レコードとか見てきたけど初めて出会った次第である。でも、Oasisと同じくらい、って・・・。The Wolfgang Press、ですよ皆さん・・・?
いいや、全然安いよこれ!内容はOasisのファーストの9000倍カッコいい(個人の意見です)し、私は結構毎日The Wolfgang Pressのことを考えて生きているし、再結成した新作もぜんっぜん話題になってない(少なくとも日本のレコ屋に入ってないっぽい)けれども愛聴しているし、なんならちょこちょこシングルとか発見しては買ってたりするし。
しかしMilan W.を今日は聴いていたのだった。
全然知らなかったのだけれども、ベルギーのアンビエントとかエレクトロニカとかの人(らしい)の新作、である。しかし逆に初めて彼のことをこのアルバムで知って良かったかも、というなかなかに暗めヴォーカルと物悲しい曲(なんでも失恋ソングとかなんとか)、David Bowieの「Low」やJoy Divisionのようなシンセ使い、そしてここ最近こんなに美しいギター聞いたことないな、というくらいのアクースティックギターとエレクトリックギターの絡みは初期FeltのMaurice Deebankを彷彿とさせ、そしてサックスまでもがむせび泣く、もう完璧に我が家に既に数百枚はあるんじゃないかこういうの、という音楽の最新版、とでも言えそうなあまりにも好きすぎる音楽世界。And Also The Treesまでも思い出してしまうけれども、それは別に過去の焼き直し、という意味ではなく音の処理とかは間違いなくアンビエントっぽい手触りで、そこら辺を通過した先の音がたまたま何か、個人的にはホッとしてしまう音世界だった、ということなのである。いや、ここ最近では珍しい15歳の頃の自分と50歳の自分が同時に没入してしまうレコードで出会えてよかった。

