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第37回国際情報オリンピック(IOI2025)ボリビア大会 Day -1

目次

はじめに

どうも、MtSakaです。7/27から8/3にかけて開催される第37回国際情報オリンピック(IOI2025)ボリビア大会に日本代表として参加します。日本代表団は明日7/26に出国します。前日なので今大会の情報や日本代表選手について書きます。観戦する人がより楽しめるようにと書いたので実際の競技の問題や対策についてはあまり深く触れません。

IOI2025公式サイト:
ioi2025.bo

情報オリンピックとは

情報オリンピックとは数学オリンピック物理オリンピック化学オリンピックなどと並ぶ科学オリンピックの一つです。高校生以下を対象とした競技プログラミングの大会です。情報オリンピックはFull Feedback形式で、プログラムを提出すると自動採点されて点数がすぐに返ってきます。そのためリアルタイムで競技者は自分の点数を知っています。

国際情報オリンピック情報オリンピックの世界大会です。各国の選抜を経て選ばれた4人以下の代表が参加します。競技は2日にかけて行われそれぞれ5時間で100点満点の問題を3問解きます。2日間の競技の合計点で順位が算出され、上位1/12には金メダル、次の2/12には銀メダル、その次の3/12には銅メダルが与えられます。人数で言うと30,60,90人ずつくらいです。

日本代表になるには

日本では日本情報オリンピック(JOI)に参加することでこの代表の選考にエントリー出来ます。代表になる資格があるのは高校2年生以下です(翌年度8月の代表の選考なので高3は情報オリンピックに参加することだけはできます)。9月頃から3回開催される1次予選、12月にある2次予選を突破し2月にある本選で優秀賞を取ると代表候補になることができます。30人程度いる代表候補は毎年3月に開催される春季トレーニングにて4日間毎日5時間の競技に参加します。この春季トレーニングの結果で上位4人だった人が日本代表に選ばれます。(注: 今年からJOIの各選抜段階の名称が変更されるようです)

www.ioi-jp.org


私は3回春季トレーニングに参加しており2年前は8位、昨年も8位で今年は3位となり日本代表に選出されました。以下は過去の自分のJOI参加記です。(このブログに他にもあります)

mt-saka.hatenablog.com
mt-saka.hatenablog.com

IOI以外に日本から参加できる国際大会にアジア太平洋情報オリンピック(APIO)があります。毎年5月頃に開催され、春季トレーニングの参加者に参加資格があります。30人ほど参加して上位6人がAPIOの日本代表になります。IOIの代表にとっては前哨戦のような位置づけです。

代表紹介

今年の日本代表(+α)を紹介します。意気込みも聞きました。

JPN1 shiomusubi496

X: @shiomusubi496 AtCoder: shiomusubi496
高3。昨年も日本代表で金メダルを獲得している。春季トレーニングでは圧倒的1位で代表になった。CodeforcesではLegendary Grandmaster(LGM)でIOI参加者のLGM5人の1人です。ちなみに他4人は全員中国代表。マジでめちゃくちゃ強い。日本代表のエースと言っても過言ではない。全分野において強い。優勝候補。
意気込み「目指すは優勝」

JPN2 halc

X: @halc_kyopro AtCoder: hirayuu_At
高1。彗星のごとく現れて昨年日本代表になった。昨年はあと順位1つのところで金メダルを逃して銀メダルだった。元代表の威厳を見せつけ春季トレーニングでは2位。最適化とかが得意。
意気込み 「また逆ボーダーなったら泣いちゃう」

JPN3 MtSaka

X: @mt_saka AtCoder: MtSaka
この記事の筆者。高3。中学1年生の頃からIOIに参加することを夢見て競技プログラミングに取り組んできた。春季トレーニング3位。APIO2025では銀メダル。データ構造がちょっと得意かも?
意気込み「日本代表になったからには目標はもちろん金メダル」

JPN4 hiikunZ

X: @hiikun_Z AtCoder: hiikunZ
高3。競技プログラミング以外でもCTFで色々な国際大会に出場しておりパソコン力が高い。春季トレーニングでは怒涛の追い上げで4位になった。代表で一番ヒューリスティック/マラソンと言われる分野が得意。
意気込み「金メダルほしい~ マラソン問題が出てきてくれたら嬉しいです」

GBR4 Cyanmond

X: @Cyanmond_mapr AtCoder: Cyanmond
高3。現在イギリスに留学中のためイギリス代表での出場。JOI2023/2024では銀賞を獲得している。ずっとJOIに参加していたので実質日本代表かもしれない。
意気込み「日本代表全員に勝ちます。」

注目選手など

各国の代表は以下のCodeforcesのブログにてまとめられています。
codeforces.com

以下個人的な注目選手です。

  • USA Rain Jiang (rainboy) 今年でIOIへの参加は5回目で5位を3回取っている。Codeforcesでは参加するすべてのコンテストで一番最後の難しい問題から逆順で解いていくことで有名。
  • China Hengxi Liu (liuhengxi) 毎年全員強い中国代表の中でも群を抜いて強いんじゃないかと思っています。Universal Cup Finalsに1人チームで進出していたりする。
  • China Chen Xinyang (JoesSR) IOI参加者で最もCodeforcesレートが高い
  • China Sizhe Fan (umbrella-leaf) 5人のLGMの一人。
  • China Liu Haifeng (crazy_sea) 5人のLGMの一人。現在レートがちょっと落ちているがHighestレートではJoesSRに次いで高い
  • USA Brian Xue (hyforces) 去年のIOIでは3位だった。1位、2位だった人は今年いないので...?
  • Romania Mihai-Valeriu Voicu (ntherner) 去年は6位だった。

こちらからIOI順位予想ができます!(QOJのアカウントが必要です)
https://qoj.ac/voting_game/vote?competition=ioi2025

IOI面白(ワクワク)情報

  • IOIではマスコットの持ち込みが可能です。私は以下のマスコットを持ち込む予定です。
猫のマスコット
  • 開催地のスクレの標高は2790m
  • 移動は行きも帰りも乗り継ぎ3回。トランジットも含めると片道30~40時間。 羽田(日本)→ロサンゼルス(アメリカ)→リマ(ペルー)→サンタクルス(ボリビア)→スクレ(ボリビア)→サンタクルス(ボリビア)→マイアミ(アメリカ)→ロサンゼルス(アメリカ)→羽田(日本)
  • 選手の宿泊部屋は8人部屋で2段ベッドが4つある。公式HPに載っている部屋の画像は以下の通り。
部屋の例
  • ボリビアは冬なので夜は気温が4℃まで下がるが、宿の部屋には暖房がない。

さいごに

Instagramにて委員会が速報します。是非フォローしてください。
https://www.instagram.com/ioi_egoi_jp/

競技1日目は日本時間7/30 23:00から7/31 4:00まで、競技2日目は日本時間8/1 23:00から8/2 4:00までです。
当日はおそらくLive Scoreboardが公開されると思います。深夜ですが、是非日本代表の応援をよろしくお願いいたします!




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