トランザクションの流れ
トランザクションとは、あるノードによるリクエスト(Request)を完了するためにシステ ムが必要とするメッセージのセットのことである。
- RequesterとCompleterの間の書き込みリクエストでの識別子の使用
- ReadNoSnp トランザクションを完了するために必要なメッセージのシーケンス
- Request ノードからComplete ノードまでのWriteNoSnpトランザクションの流れ
書き込みリクエストと識別子
以下の例では、RequesterとCompleter 間の書き込みリクエストでの識別子の使い方を示している。 Requester にはnode ID 1が割り当てられ、Completer にはnode ID 2が割り当てられる。
- Requester は、トランザクションID(
TxnID)=3 の書き込みリクエストを発行する。RequesterのソースID(SrcID) フィールドに、リクエスタのノードIDが入力される。 ターゲットID(TgtID)フィールドには、CompleterのノードIDが設定される。 この手順を以下の図に示す:

Completer は、リクエストのトランザクションIDとソースIDを使用可能なデータバッファ・スロットに割り当てる。 この例では、リクエストはデータバッファID(DBID) 0に割り当てられる。
Completer は、以下の図に示すように、
DBIDRespのDBID=0を持つTxnID=3メッセージを Requester に送り返す:

Requesterは、受け取った
DBIDをトランザクションIDとして、書き込みデータをCompleterに送信する。トランザクションが完了すると、
DBID=0に対応するバッファスロットが割り当て解除される。
ReadNoSnp トランザクションの流れ
以下の例は、ReadNoSnp トランザクションを完了するために必要なメッセージのシーケンスを示す。
Requester node 0は ReadNoSnp リクエストを発行し、Completer node 5はリード・データを返す。
以下に一連の流れを示す:
- Requester node 0は
ReadNoSnpをCHIインターコネクトに発行し、Home node 3をターゲットとする。トランザクションは Requster node のTXREQチャネルで送信される。

- Home node 3は、次の図に示すように、データを取得するために、ReadNoSnp をそのTXREQチャネル上でCompleter node 5に発行する:

- Completer node 5は、図に示すように、TXDATチャネル上でCompData レスポンスを発行することにより、データをHome node 3に返す:

- Home node 3はCompData レスポンスをRequester node 0に送信する。Requester node 0は、図に示すRXDATチャネルでデータを受信する:
