フリット
すべてのプロトコル・メッセージはフリットという形式で送信される。 フリットは、プロトコル・メッセージを伝達する制御フィールドと識別子のパケット化された集まりである。
- オペコード・メモリ属性・アドレス・データ・エラーレスポンスなどが含まれる。
- 各チャネルで必要とされるフリット制御フィールドは異なる。
- フリットのフィールドは、PCIeやイーサネット・プロトコルのフィールドのように、複数のパケットに分割されて送信されることはない。

- フリットの通信方法はACEとは異なり、各チャネルはFLITV信号がHighになると同時にフィールドの値が有効となり、次のクロックで送信される。
- フリットは、事前にレシーバ側からクレジットを受け取った時のみフリットを送信できる。
- クレジットは、LCRDVを通じて転送される。
CHIには複数の識別子フィールドが含まれている:
- ソースIDフィールド(SrcID) : フリットの送信者を示す。フリットをルーティングするために使用される。
- ターゲットIDフィールド(TgtID) : フリットを受信するノードIDを示す。フリットをルーティングするために使用される。
- トランザクションIDフィールド(TxnID) : すべてのフリットに存在するフィールドで、ソース・ノードとターゲット・ノード間のすべてのトランザクションを識別する。最大で256個のトランザクションを持つことができる。
- リクエスト・オペコード(Opcode) : REQフリットに存在し、トランザクションのタイプを指定する。
- データバッファID (DBID) : レスポンスフリット、データフリットに存在する。ターゲット・ノードは、個の識別子を使って書き込みデータの受信可否を通知する。
- Writeの場合、リクエスタは、コンプリータからResponseにDBID値を受け取るまで、Write Dataを送信できない。
- 読み取りトランザクションの中には、完了応答(Completion Acknowledgment)で完了するものがある。
| Identifier | Request Flit (REQ) | Response Flit (RSP) | Data Flit (DAT) | Snoop Flit (SNP) |
|---|---|---|---|---|
| SrcID | Yes | Yes | Yes | Yes |
| TgtID | Yes | Yes | Yes | - |
| TxnID | Yes | Yes | Yes | Yes |
| DBID | - | Yes | Yes | - |