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キャッシュコヒーレンスを管理するバスプロトコルの勉強 (8. フリットについて)

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フリット

すべてのプロトコル・メッセージはフリットという形式で送信される。 フリットは、プロトコル・メッセージを伝達する制御フィールドと識別子のパケット化された集まりである。

  • オペコード・メモリ属性・アドレス・データ・エラーレスポンスなどが含まれる。
  • 各チャネルで必要とされるフリット制御フィールドは異なる。
  • フリットのフィールドは、PCIeやイーサネット・プロトコルのフィールドのように、複数のパケットに分割されて送信されることはない。
  • フリットの通信方法はACEとは異なり、各チャネルはFLITV信号がHighになると同時にフィールドの値が有効となり、次のクロックで送信される。
  • フリットは、事前にレシーバ側からクレジットを受け取った時のみフリットを送信できる。
  • クレジットは、LCRDVを通じて転送される。

CHIには複数の識別子フィールドが含まれている:

  • ソースIDフィールド(SrcID) : フリットの送信者を示す。フリットをルーティングするために使用される。
  • ターゲットIDフィールド(TgtID) : フリットを受信するノードIDを示す。フリットをルーティングするために使用される。
  • トランザクションIDフィールド(TxnID) : すべてのフリットに存在するフィールドで、ソース・ノードとターゲット・ノード間のすべてのトランザクションを識別する。最大で256個のトランザクションを持つことができる。
  • リクエスト・オペコード(Opcode) : REQフリットに存在し、トランザクションのタイプを指定する。
  • データバッファID (DBID) : レスポンスフリット、データフリットに存在する。ターゲット・ノードは、個の識別子を使って書き込みデータの受信可否を通知する。
    • Writeの場合、リクエスタは、コンプリータからResponseにDBID値を受け取るまで、Write Dataを送信できない。
    • 読み取りトランザクションの中には、完了応答(Completion Acknowledgment)で完了するものがある。
Identifier Request Flit (REQ) Response Flit (RSP) Data Flit (DAT) Snoop Flit (SNP)
SrcID Yes Yes Yes Yes
TgtID Yes Yes Yes -
TxnID Yes Yes Yes Yes
DBID - Yes Yes -



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