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REDWING COLUMN NO.93 レッドウィング8173 ラフアウトメンテナンス編

REDWING COLUMN NO.93 レッドウィング8173 ラフアウトメンテナンス編

まだまだ暑いけど真夏のピークを過ぎ、ぼちぼちブーツも履いて行きたいということで

一見秋冬向け素材に見えるラフアウト、もしくはスエードの8173をメンテナンスした。

ラフアウトは革製品では主に裏側にする起毛面を表側として使用しているレザーで

柔らかい表情と傷の目立ちにくい質感から、アウトドアアイテムに使われることが多い。

表使いのレザーよりも油分が少なく通気性が良いことから、実は暑い時期向けとも言われている。

このラフアウトとスエードは大きな括りでは同じ部類のレザーではあるけども

摘まめるぐらいにふさふさとした毛足の長さのものを、一般的にはラフアウトとし

それに対して、ラフアウトの毛足を均一に短く整えたものをスエードと定義されている。

ちなみにヌバックはレザーの表側を起毛するように加工しているので反対側となる。

 

この画像は8173の同じ個体を丸洗いした時に撮影したもの。

今回は日常のメンテナンスになるけど、この様に思い切って洗ってしまうのもアリ。

※ただしブーツの丸洗いは失敗のリスクもあるので要注意。

 

今回のラフアウト8173用メンテナンスに用意したのはこれらのアイテム。

シューキーパー、ブラシは馬毛、真鍮製、ウェルト用の化繊ブラシの3種類。

Mモゥブレイのクリームエッセンシャル、モールドクリーナー、スエードカラーフレッシュ。

クリームなどを塗布する布とウェルト用の綿棒、軽い汚れ落としのクリーナーバー。

細部や見えない場所用のアイテムやカビ予防スプレーなど徐々に増えていて

以前は自分もそうだったけど、ラフアウトには手を加えない方も多いかもしれない。

  • RED WING(レッドウィング)

  • RED WING(レッドウイング)

  • M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)

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先ずは紐を外してシューキーパーを入れて基本のブラッシングから開始。

起毛素材専用の真鍮製ブラシでステッチ部分などには注意しながら

毛を起こすようにブラッシングをして、埃や汚れを掻き出して行く。

 

黒ずみや気になる汚れがあれば、消しゴムのようなクリーナーバーを使って落とす。

今回はほとんど効果がなかったので、前後の違いは同レザーの8167メンテナンス編で。

ジーンズのインディゴや油汚れなどの染みにはあまり期待出来ないのであしからず。

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今回の8173は96年製の為、ベロ部分が表レザーの旧仕様になっているので

真鍮ブラシで抜けた毛と、先程のクリーナーを使った削りカスの除去を合わせて

レッドウィング純正の馬毛ブラシのラフアウト専用「中堅」で全体をブラッシング。

右も同じく8173で、オイル入れの関係で色が濃いけど97年頃から起毛素材になる。

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折角カビ落とし及び予防が出来るモールドクリーナーを購入したので

全体にクリーナーを軽く吹き掛けておき、ある程度乾くまでしばらく放置する。

表レザーの場合には布に取って使うのがおすすめとのこと。

  • M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)

 

そして起毛素材専用のスエードカラーフレッシュを吹き掛ける。

これは栄養補給と防水に色褪せを防ぐ効果があり、繰り返し使って行くことで

汚れにくくなったりと、一つでかなり良い仕事をしてくれる便利グッズ。

この個体の素材上ベロを避けながら、数回吹き掛けて乾く目安の30分ほど待つことに。

※スプレー噴射時に臭いがするので換気や場所に注意して行う必要がある。

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モールドクリーナーもだけど、スプレーは少し離れたところから吹き掛けるのがコツ。

近めからだとこんな感じでムラになりがちだけど、一応乾けば全く分からなくなる。

 

スエードカラーフレッシュが乾くのを待つ間にインソールにも手を加える。

カビ予防のモールドクリーナーを布に取って、インソールやサイドの部分を拭いて

次にクリームエッセンシャルでインソールと履き口のパイピングにオイルアップし

仕上げに新しい布で乾拭きをして、余計なクリームやべた付きがないかチェックする。

もしステインリムーバーを使いたい場合は、一番最初に行うことになる。

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同じく乾き待ちの間にウェルトにも綿棒でクリームエッセンシャルを塗る。

ブラッシングはコバと同じ平行方向か下に逃がし、本体に成分が付かないようにする。

ウェルトの強度が増す代わりに色が濃くなるので、これは完全に好みだと思う。

 

仕上げに真鍮ブラシでスプレーで寝てしまった毛を起こすようにブラッシングをして

全体を調整するように馬毛ブラシで整えて紐を通してメンテナンス完了。

ブラッシングで床に毛がだいぶ落ちるので床の掃除も忘れずに。

 

左がメンテナンス前で、右がメンテナンス後の状態。

ウェルトのコバ部分が濃くなった以外は見た目の変化はほぼ無し。

微妙な違いではあるけど、少しふわっとして手触りは柔らかくなっている。

 

室内の照明ではあまりにも綺麗に写ってしまうので、後日自然光で撮影してみた。

薄汚れはありつつも清潔感があって、26年前に作られた物とは思えないほど良好な状態。

今回のメンテナンスをしたことよりも、一度丸洗いしたことがかなり大きい。

 

このレザーでは宿命と言える、ジーンズのインディゴの色移り問題には

裾のアタリがバッチリ出ていて、色移りのリスクが少ないジーンズを選んでいる。

今回のジーンズは裾上げ後に履き込まれたように予め加工して色移り対策済。

 

やはり8173とジーンズの組み合わせは、90年代や2000年代っぽい雰囲気が強くなる。

最近は主にレディースのファッションで2000年頃に流行したスタイルを取り入れる

Y2K(2000年を指す略語)なんて言葉もあって、それはだいぶ大きな括りの印象があるけど

自分が好んでいるファッションスタイルやアイテムは、90年代半ばからその頃が多い。

 

クラシックなベックマンみたいにスマートに合わせられるような万能タイプとは違い

8173はかなりポップ寄りになるので、正直好みが大きく分かれるモデルだと思う。

そういう自分もこの感じを再び取り入れるまでに時間が掛かった一つだったりする。

とまあ何だかんだ言っているけど、とにかくジーンズとこのレザーの相性は抜群で

今年の夏の終わりと秋の始まりのブーツは、このラフアウト8173から開始になった。

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