アカデミー賞が今朝早く発表されたので、助演女優賞を受賞したこの作品をさっそく見てみました。「謎の老婆」を演じたエイミー・マディガンが受賞だそうですが、映画中盤にしてまだ表れていないような? Itみたいなピエロが見えたような見えないような?
逃げれば安全なのに居残って死亡フラグの対象になりかけている教師ジャスティン、彼女と浮気してる警官ポール、警官が追っている窃盗未遂の不良ジェイムズ(教師の家の近くで見たな)、マーカス校長、一人だけ残ったアレックス少年…と、同じ時間軸を複数の視点で繰り返します。その中で徐々に見えてくる真相。
Itみたいなピエロは、ピエロじゃなくて赤毛の老婆でしたね。助演賞はItのピエロやジェイソンに続く新しいアイコンに対するものなのかなと思いました。続編があってもいいと思ったけど、無理か。
”藪の中”方式をとることによって、ジャスティンは浮気してない!と言い張り、映像でも男の方がつれない様子だったのに、後になってやっぱりやってたんじゃなん!となるとか。一人ひとりのカット終わりが「続く」っぽくて、他のエピソードの中で真実が判明するとか。コメディの要素があちこちにあって、残虐だけど重くなく、笑っていい雰囲気があります。なるほど、監督はコメディ出身とのこと。
いろいろ突っ込みどころはたくさんありますが…。防犯カメラは個人宅より公道にたくさん設置されてるので、家から走り出た子供たちが同じ場所に向かうところまで、ふつうに考えるとトレースできてるだろう、とか。まず警察だって残った子の家に行くだろう、とか。でも楽しませてくれたからいいか。
以下、蛇足です:
・冒頭のちょっと切なげできれいな楽曲、ジョージ・ハリスンかな?と思ったら当たり。ワーナーのサイトに「ビウェア・オブ・ダークネス」だと書いてありました。タイトルに含みがあるな。
・怖いときのマーカス校長、ロバート秋山かと思った
・校長室に初登場するときのグラディス、イザベル・ユペールかと思った
・子どもたちの走るポーズを見てると「キーーン」って効果音つけてしまう