面白かったですよ。
”白雪姫”そのものを期待して見始めたけど、全然出てこないじゃない?と思いながらぼんやり見てたら、途中でやっと寓意がつかめました。(私にぶい?)
やたらとクレアが色白であることを指摘してたり、モード(イザベル・ユペール)が義理の母だったり、りんごや毒のじゃまをするこびとたちがいたり。7人のこびとは、大きな男どもなんだけど、それぞれ子どものような心をもっていて、そのへんがこびとと呼べないこともない。
クレアが確かに若くて無垢で、だからこそやすやすと、何のためらいもなく男(こびと)たちと体をかわすのも、まあありそうなこと。若さや美しさだけでなく、その自由さも激しい羨望の対象となります。
イザベル・ユペールは、まぁ悪い魔女とか白雪姫の義母とかを演じさせるなら最初に頭に浮かぶキャスティングでしょう。少なくともフランスでは。あるいは全世界で。彼女の極悪っぷりを見るのが好き……。
それにしても評価が低いですね。私はこれを見て初めて、継母が白雪姫の若さ・美しさだけでなく本質的な純真さや自由さ、寄ってくる男ども、そういうの全部に嫉妬心を燃え上がらせる気持ちが、わかったような気がして、納得したんだけど、そういう見方をしたのはどうも私だけですね?
逆に、イザベル・ユペールに極悪女以外の役を演じさせてみてほしいな。何か新鮮な役どころ、ないかしら。