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ペドロ・アルモドバル監督「ペイン・アンド・グローリー」3966本目

また見ました。3回目。今回は、11月にスペイン語の検定試験を受けようと思って…というか本気で勉強を始める前に申し込んでしまったので、スペイン語の映画をいっしょうけんめい見るのが目的です。

3回目にして初めて気づくことがたくさんある。

サルバドール監督の昔の恋人フレデリコと、それを演じた俳優アルベルトが別人だという、大事なことをなぜか忘れてしまっていて、たまたま見かけて芝居小屋に入っていくフレデリコが(監督なんかずいぶんこぎれいに見えるな)などと思って見てしまいました。

歌が流れ、それについて会話で言及される「チャベーラ」というのはチャベーラ・バルガスというメキシコの女性歌手で、あのフリーダ・カーロと恋愛関係にあったと言われているらしい。男性の服装で、男性的な歌い方をした。アルコール依存症で長年苦しんだが、2012年に93歳でなくなる直前まで舞台に立った、そういう人らしい。スペイン語の英語って登場人物がヨーロッパと南米各国を自由自在に行き来していて、何人とか舞台はどことか、混乱してしまうことが多いです。

全体を通じて、子どものころをよく思い出して、断片的な思い付きを短いメモにしてPCのデスクトップに置いてある、それを現在の姿や麻酔中、夢、薬物摂取中のまどろみの中での回想という形でうまくちりばめた作品なんだな。最初に見たときは、監督の恋愛部分を中心としてきわめて自伝的な作品のように思えたけど、クレバーな構成だし、青年が描いた絵をたまたま見つけるなんてのは思い出ではなくて創作の可能性が高いわけで、初見のファンが思い込むほど自然発生的ではなく、作り込まれたフィクションなのかもな、と今は感じています。

サルバドールというかアントニオ・バンデラスの発音はとても聞き取りにくく、ペネロペ・クルスをはじめとして女性はみんな超早口すぎて(たぶんスペインではふつう)ついていけないけど、フレデリコやアルベルトの言葉は少しはわかりました。

いや、映画見るだけで作文や会話試験の対策ができるとは思ってないけどさ…

これから教材やります。

  • アントニオ・バンデラス

 




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