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ショーン・ダーキン監督「アイアンクロー」3841本目

これも吹替で見ました。目が疲れなくていい…。

私が小さい頃に日本に来て試合をしてたみたいだけど、プロレス好きが周りにいなかったので、彼らのことは全然知りませんでした。この映画が公開された時期にWikipediaを見て、全員同じ病気でもなく、精神の問題だけでもなく、ただ「死」だけがケヴィン以外の兄弟に共通していて、なんなんだろうこれはと思いました。

この映画、勝手な印象をいうと、すごくトランプ的な世界だなと感じてしまいました。力、金、銃、家族、一致団結、とか。自分たちは純粋で、家族を愛して、命がけで身体を張っている。という姿には、見聞の広さやLGBTへの理解とかに価値を置く世界の趣味の良さとは真逆な、一種の美しさがある、と思います。朴訥で世間知らずな彼らがさいなまれているのを見ると胸が痛みます。

映画を見てわかったのは、それで悪運を避けられたというわけでもないだろうけど、ケヴィンだけが名字を変えたこととか。幼くして亡くなった長男以外は、プロレスの世界でヒールとして活躍するために、相当な肉体的な負荷に耐えて無理をしていたこととか。私のような筋肉のない者から見ると、全員がすごい筋肉の兄弟って何か恵まれた筋肉製造能力をもった遺伝子が共通してるんだろうなと思うけど、それはケガや病気にも強いってことではないし、精神的にも強いってことでもない。辛さを分かってもらえない、逃げられない、と思ってただ我慢しても、しきれるものではないのだ…。

ザック・エフロンってこんなにごつい人だっけ?と画像をググってみたら、昔は繊細な美少年っぽかったですね。アメリカ人なら誰でも、鍛えればここまで肉体改造ができるのか??

製作にBBCが入ってるしリリー・ジェームズが出てるのでUK映画かと思ったら、A24のアメリカ映画なんですよね。なんでBBCがお金を出したんだろう。そのつながりが、私にはとっても謎でした。

  • ザック・エフロン

 




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