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ヴィム・ヴェンダース監督「さすらい」3365本目

冒頭の音楽が、ライ・クーダーみたいなスライドギターになってる。(クレジットの隅々まで見たけど名前はナシ。まだ監督とミュージシャンは出会ってないのかも)それ以外も、ガラガラな一本道をトラックで走りながら、ずっとアメリカっぽい音楽が流れてる。広々として屈託がない。

「まわり道」と全然違って明るい。ただし画面は白黒に戻ってる。今回のリュディガー・フォーグラーはトラックで映写機を各地に運んで映画会をやる商売をやっていて、自由でちょっと荒っぽい男。彼はたまたま遭遇した、沈みかけてるボートから逃げ出してきた男を拾う。まさにロード・ムービーの王道。

そしてこの作品の最後の最後の場面では、映画館のおばちゃんに「こんな映画ばかり上映するくらいなら、この映画館なんてつぶしてしまえばいいのよ」と、この時代の映画に対する監督の思いをストレートに言わせてる。あまりにも俯瞰的な見方かもしれないけど、ヴェンダース青年がアメリカに行きドイツ国内を旅して、親や生まれた町や通りすがりの人たちを一巡してきて、結論として今のドイツの映画の世界をなんとかせねばと思い立つまでの変遷だ、と思ってしまった。このあと監督は、女たちへの思いや取り返しのつかない罪や、それらを包み込むものや、誰にも汚せない純粋な美しさを作品にしていくのだ。いい旅だったんじゃないかなぁ?(あくまでも自分の妄想に基づいて言ってるけど)




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