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マイケル・パウエル監督「血を吸うカメラ」2938本目

殺人カメラマンが被写体に選んだ女優の赤い髪、細い体、お人形みたいな大きな目…やっぱり「赤い靴」の人でした。

この映画って”アイデア一発勝負”なんだけど、思い付きを現実に近づけるための作りこみがあまいところがあって、せっかくのしつらえにして全然「怖い映画」にはなってません。その一方、こういうギミックものにはつきもののユーモアもない。あくまでもシリアスです。…という弱点はあるにしろ、 カール・ベームの圧のある演技や当時の撮影スタジオやカメラの重厚な雰囲気で、独特の面白みのある映像が楽しめます。

この映画は犯罪者をあくまでも「小さい頃の虐待によって異常な性癖を持つに至ったけれど、本来はまともな人間」として描いているので、彼は愛する人には手を出さない。(この前に見た「コレクター」は、常に異常な犯人が愛する人だけを犯罪対象とするのと対照的)愛する女性の母親とのエピソードは要らなかったんじゃ?とも思ったけど、彼のなかの「まとも」vs「異常」の葛藤を描く上で必要だと監督が思ったんでしょうね。

最後じっくり引っ張るところも、なかなかしつこくて良いのですが、さらに、喉に突き立てたら息がもれて苦しいかもと思ったらちゃんと咳き込むところは芸が細かかったです。

それにしても犯人の小型カメラ、こんな昔にこんなコンパクトでカッコいい映像カメラがあったんですね。このカメラが主役といっても過言ではなかった、かも…。

  • メディア: Prime Video
 

 

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