タイトルの「海よりもまだ深く」って、テレサテンの「別れの予感」の歌詞に出てくるのね。
書けない小説家の阿部寛が、別れた妻、真木よう子に未練たらたらなのを見て、母の樹木希林が、過去じゃなくて今を生きるのよ、と諭す場面で。
別れの「予感」どころか、もう妻は去ってとっくに離婚も成立してる。
こういう男にかぎって、一緒に暮らしてる時は別のことで頭がいっぱいで、今あるものを見つめたり大切にしたりできなかったんだろう。という、まるで教訓のような映画だった。人の生死のような重苦しいテーマがない分、気軽に見られたけど。