以下の内容はhttps://mountain999.hatenablog.com/entry/2024/11/13/205838より取得しました。


トルコ旅行に行ってきた【イスタンブール】【カッパドキア】

先日、新婚旅行でトルコに行ってきたのでその記録をつらつらと書いていきます。

今回は海外旅行にありがちなトラブルも多かったので、よければ参考にしてください。

 

出国【飛行機の遅延と乗り継ぎ便の変更】

今回、自分たちでイチから手配した初めての海外旅行でした。なので色々不慣れでそれが原因でトラブりました。

最初のトラブルは飛行機の遅延。

往復ともにターキッシュエアラインズで予約したのですが、成田に着いた後で「フライトが1時間半遅れる」という旨のメール通知が。

イスタンブールカイセリと成田~イスタンブールは別々に予約を取っていたのですが、イスタンブール空港での乗り継ぎは2時間45分とやや余裕がなく、しかも事前に調べた際にはイスタンブール空港はやたらと広いので乗り継ぎが間に合わない!という記事や動画も多く、ここで安全をとってイスタンブールカイセリのフライトを1本遅らせました。

ところがチェックインカウンターでそのことを聞いたら「出発は遅れるが、到着は遅れない」と言われ、変更手数料をただ損しただけということに。。。ただ、結果的に飛行機は1時間ほど遅れて到着。なんなんだよw

なお、航空券は別々だったものの、預け荷物は一度受け取る必要のないように成田のカウンターで手配してもらえたうえで、イスタンブールカイセリの航空券も発券してもらえました。

ただ、イスタンブール空港での乗り継ぎはやたらとすんなり終わり、もし航空券そのままでも余裕で乗り継ぎできるスケジュールではありました…。

なお、ターキッシュエアラインズは機内食が出発後、到着前に2回出て、いずれも美味しかったです。また、アメニティもアイマスク、靴下、スリッパ、耳栓、リップクリームなどがかわいいポーチ付きで出ました。(ただ、座席の装備品が行きも帰りもどこか壊れていました。)

ひとり一つもらえるアメニティ。ポーチのデザインは数種類あり、どれもかわいい(帰りはシンプルなデザインだった)

機内食キョフテ

 

機内食(オムレツ)


イスタンブール空港で7時間ほど時間を潰す

イスタンブール空港に17:45着のフライトで1時間遅れで到着し、深夜1:50くらい発のフライトに変えたのでイスタンブール空港で7時間ほど時間を潰すことに。

深夜ですが飲食店や売店はそこそこやってます。ただ、何もかもが市内の物価の3倍くらいの値段なのと、そんなにお腹も空いていなかったのと、カイセリ行きの飛行機でも軽食が出ることは事前情報で知っていたので、軽くパン(クソ高い)を食べるにとどめ、あとは仮眠をとりました。

イスタンブール空港では、ラウンジに入れる人は入って過ごしたほうがよさそう。

夜のイスタンブール空港(国内線出発ロビー内)

カッパドキア到着&そのまま気球ツアー

フライトを遅らせるのと並行して、宿にメッセージを送って、送迎の時間をずらしてもらうだけではなく、宿経由で予約していた気球も天気の影響で飛ばないかも!と言われたので変更しました。(結果的に、もともと予約していた日も飛びました。あとで「やっぱ飛んだわ、ごめんw」って宿の人に謝られましたw)

変更したのが、到着したその日の朝のフライト。

カイセリ空港行きの国内線では温かいサンドイッチが出ます。1時間半くらいの短いフライトです。

カイセリ空港について、全然出てこない荷物を待ち、結局全然違う便の名前が掲示されていている別室から出てきた預け荷物を受け取ります。

カイセリ空港。荷物受け取りコーナーでずいぶん待つが、出てこない。。。

カイセリ空港(到着ロビー出口)

宿が手配した送迎のジャンボタクシーで宿まで送ってもらい、眠そうなフロントの人(ほんとありがとう)に部屋や宿を案内してもらって、その1時間後、仮眠をとる間もなく気球ツアーの迎えのジャンボタクシーに乗り込みました。

洞窟ホテル!休む間もないですが、変なテンションになっていて全然元気です

予約したツアーは「カッパドキアバルーンズ」。ひとり200€。お菓子とジュースなどの簡単な朝食も出ました。

滞在した4日間で最も良い天候のフライトになり、最高の体験になりました。

あちこちで気球が立ち上がっています

次々と気球が飛び始めました。幻想的な景色です。

日の出

気球密度高め

あたり一面がパステルカラー

フライト後は気球畳み体験(もとい気球畳みの手伝い)もさせてもらって、シャンパン(ノンアル)で乾杯して宿に帰ります。

乾杯!

気球はゴツいランドローバーに運ばれていた

気球ツアー終了&そのままレッドツアー

その2時間後には別のツアーも予約していたので、仮眠を少しとってまたツアーの方の車に乗り込み出発!

同じ会社経由で、初日はグリーンツアー、2日目がレッドツアー、最終日はトゥズ湖ツアー&サンセットローズバレーを組んでおり、ガイドも3日間とも同じ方でした。(プライベートツアー&日本語ガイドです)

なので、ここまでのハードスケジュールを説明すると「じゃあ今日はあんまり歩かないレッドツアーにする?(グリーンツアーはめっちゃ歩くため)」と言われ、願ったりかなったりということで初日はレッドツアーに変更。

なお、このツアーはそれとは別に、予約サイトに書いてある順番・場所通りに行かないことが多めだった(次はここ行くよ!はちゃんと言ってくれます)ので、そういうのを許せない、もしくは絶対に行きたい場所がある!という人はちゃんと意思を伝えたほうが良いです。僕たちはあんまりこだわりがなかったので全然楽しめました。

初日のレッドツアーはカッパドキアで一番オーソドックスなツアーで、人の少ない謎の展望台、ウチヒサール(を眺められる謎スポット)、鳩の谷、ギョレメ野外博物館、焼き物の工房(兼売店)、キャラバンサライ、想像の谷、などに行きました。いずれもカッパドキアらしい風景が楽しめました。

ウチヒサール城を眺める

もう使われていない洞窟の中(ここはたぶん鳩小屋だったところ)

カッパドキアの景色

ギョレメ野外博物館

個人的にはキャラバンサライが面白かったです。

キャラバンサライ

キャラバンサライのトルコランプコーナー

レッドツアーでは焼き物工房に連れていかれました。日本語で説明してくれました。押し売りはしてこないタイプの人でろくろ体験もさせてくれてめっちゃ褒めちぎってくれたので、小さなお皿で気に入った色と柄のものをいくつか買いました。

数千円程度の買い物になったので説明してくれた人はちょっと残念そうだった、と妻が言ってました。

ちなみに、ここで買った皿はホテル前で落として、1枚欠けてしまって大変悲しかったです。

妖精の谷

妖精の谷の修道院跡の前。比較的きれいなキノコ岩が見られる

悲しかったものの、出国から2日間、前泊の成田のホテルに飛行機に空港の椅子にツアー間の仮眠と、まともに横になれていなかったのでその日は夕食もとらずに即就寝。

トゥズ湖ツアー&グリーンツアー&最高の乗馬ツアー

3日目の天気が悪そうだということで、個人的に楽しみだったトゥズ湖ツアーを2日目に変更してもらい、いざ出発。

トゥズ湖は塩湖で、トルコで2番目に大きい湖だそう。冬は水が張ってただの湖になるそうだけど、この時期は水がない場所はまるでウユニ塩湖のようだとのことで、カッパドキアからは遠いのだけどぜひ行ってみたかった場所の一つ。

なお、運転手がその辺の土地勘がなく、通り過ぎて引き返すというアクシデントもありました。トルコ人、なぜかGoogleMapはあまり使っている様子がなくて、カイセリ空港~ギョレメの送迎ジャンボタクシーも道をがっつり間違えていた。地元民じゃないのかも?

トゥズ湖へ向かうハイウェイから。中央アジアっぽい雰囲気。

トゥズ湖!足が塩まみれになりますが、10TLで足を洗うコーナーがあります

行ってみての感想だけど、正直な感想としてはまず「これ、雪山で見れる感じの景色だな」ということ。ただ、行って良かったかというと、めっちゃよかった。行き帰りの車窓も大陸と中央アジアを感じる景色で良かった。

カボチャを乾燥させている畑。種をおつまみ的な感じで食うらしい。身は不味いので家畜のえさになるとのこと

ガイドさんは説明するところはちゃんと説明してくれるし、道中の景色や作物についても解説をしてくれるほか、スケジュールなども柔軟に対応してくれるほか、無理強いはしない良い方でした。程よく放っておいてくれるタイムを作ってくれるのでそれも良い感じで良かったです。

ただ、ほかの人に手放しに勧めるかというと人によりそうな要素が二つありました。

一つはガイド中にガイド仲間とがっつり話し込むこと。割と待つこともありましたw

ただ、これはほかのガイドにもみられたので、そういう文化っぽいと思ってください。

二つ目は、めっちゃガイド中に電話すること。これも文化だと思ってましたが、これがご家族の都合らしくて、最終日に謝られました。事情を聴くとそれはしゃあない、むしろ電話は気にせずしてくれって感じでした。

トルコ絨毯の押し売り

なお、2日目のトゥズ湖ツアーの最後には、絨毯工房(兼実演販売所)に連れていかれました。こちらも謎の口癖まで身につけるレベルまで日本語はペラペラなお兄さんが色々説明してくれます。機織りではなく手織りの絨毯で、かつ長持ちする代わりに手間のかかる織り方だそうで、実際に織っているところも見せられるのですが、確かにとても大変そう。柄や目の細かいものだと、職人が1年以上かけてようやくできるものもあるんだとか。

なるほど、この後きっと実演販売されるだろう絨毯はさぞかし高いんだろう…と期待で胸が高まります。

そして説明もそこそこに早速始まる実演販売。チャイとコーヒーを出され、まずは廉価なウール100%のものから、ウールとコットンの混紡、そしてシルク100%のものと順番に次々に広げられ、それぞれの云われを説明され、実際に踏ませてもらえます。

特に僕が心惹かれたのはシルク。これは見る方向によって色が変わる、目も細かければ艶も素晴らしい、何ならリバーシブルだという代物で、これが思いのほか美しく、買う気はゼロなのにはしゃいでしまいました。実演販売お兄さんたちもその様子を見てシルクの絨毯をクルックル、回すまわす!

最後にお値段も教えてもらいましたが、予想通り目も回すような高さで、一番小さい玄関マットサイズで、記憶が曖昧ですが確か19万円くらいはしたんじゃないかな?

その辺が最低ラインの価格帯の絨毯を売ろうとする店の人の圧の凄いこと凄いこと。目が笑ってないし、交渉もないし、はしゃいじゃってその気にさせてしまった僕も悪いけど、若干不快な気持ちになるレベルだった。

ただ、僕らも買う気もなしに連れてこられ、かつ価格も焼き物屋と違って、色々説明してもらったし、お礼代わりに小物買っていこっかな、となる価格帯でもないので、たぶん値下げ交渉すると結局半額くらいになるんだろうけど、それでも高すぎるので交渉もせずに素直にいらないと断り続けると、露骨にやる気をなくして瞬く間に片付けられる絨毯たち。

売れずに片付けられるトルコ絨毯たち

帰り際、店の人とガイドがトルコ語で会話していたのですが、トルコ語はほぼわからないが文脈から何を言っているのか読み取る能力が異常に高い妻曰く「店の人はガイドに対して”お前の連れてきた客なんも買っていかないじゃん!”と言っていて、それに対してガイドが”そんなの私の知ったこっちゃないわよ!”と言っていた気がする」という会話をしてたそうです(想像です)。

で、思ったんだけど、このシステム誰も幸せにならないので止めるか、じゃなきゃ店側はもうちょい小さい壁掛けとかキーホルダーサイズで、相対的に安くて買いやすい商品用意しといたほうが良いと思う。価格帯的に、買おう!と思って来ている人じゃないと客にならないし、ツアーで連れてこられている客は、もれなく買おうと思って来てないのよ。

 

3日目はサンライズ乗馬ツアーを朝に行って、朝食後グリーンツアーへ。

まず乗馬ツアーは、これがカッパドキア観光のハイライトでした。メッチャいい!!

真っ暗ななかローズバレー近くまで移動して、プライベートツアーではないはずだけど、天気が悪いせいか客は僕たちだけ。

妻が予約してくれたので僕はどこをどれくらい歩くのかよくわかっていなかったけど、実際にはローズバレーの上のほうまでぐんぐん上がっていて、トンネルや細い尾根やカッパドキア特有の岩の間の谷間を抜けて、とても景色の良い、ローズバレーの中腹まで馬で上がり、その上をパカパカ歩く気持ちよさと言ったら!!!

乗馬ツアー(犬付き)

途中にあるカフェでチャイを飲みつつ、横にある洞窟教会を散策する休憩をはさみ、そのまま景色の良い尾根を歩き、出発地点に戻りました。

曳き馬じゃない乗馬は3回目で、馬は前半道草食いまくりで途中から妻のほうは曳かれてしまっていたけど、とても賢く大人しい馬でした。

ガイドの人はカザフスタン人だということ。しかも、宿の人の友達らしい。

曇ってたけど本当に最高だった!

その後朝食をいただき、グリーンツアーへ。

運転手が1-2日目と変わって、兄ちゃんからおじいちゃんに変更していました。昨日道を間違えたからクビになったのか、別にその程度のアクシデントで怒ってないのに、と心配になりましたが、ただ別の用事があるだけらしい。

ツアーはカイマクルの地下都市に行った後に古い洞窟教会に寄りつつ、グリーンツアーの谷をちょっとだけ散策し、昼食を食いました。昼食したレストランとその周辺には川床があって、こういうの外国にもあるんだ!とちょっとテンションあがりました。もちろん、昼食は川床の席で食べました。

渓谷を上から眺める。ここだけ緑が豊か

トルコ式川床

その後は謎の火山湖に寄り、そのあとはトルコ石も扱う宝石店へ。るるぶの広告ページにも載っているという店で、ここも日本語が上手。僕は興味ないのですが、妻が気に入った石があったので、値引き交渉などもしつつ、結局購入。ぼったくり疑惑のある店でしたが、妻が大層喜んでいたので、僕としては満足です。

そのあと、ローズバレー展望台や三姉妹の岩を見に行き、ツアーはそれで終了。

ローズバレー(乗馬ツアーもローズバレーの中を歩く素敵なコースでした)

カッパドキアからイスタンブール

最終日はカイセリ空港発13時20分のフライトでイスタンブールへ戻ります。空港まではジャンボタクシーで1時間強なので、10時半前後に宿に迎えに来てもらいました。

妻が最後にテラス席(通常はエキゾチックなマットや絨毯が敷かれているが、前夜の天気が悪かったため、仕舞われていた)で写真を撮りたがり、今日は開くのか聞いたら「ふつうは10時だけど早めに開けるよ!」と対応してくれて、最後までホスピタリティが満点でした。

ホテルと猫ちゃんたち

素敵なホテルとギョレメの街の猫たち

宿の朝食で出てくるギョズレメ。めっちゃ旨い。この鉄板で焼く。

イスタンブール空港へ予定通り到着後、広大な空港内を歩き、移動します。

イスタンブール空港から、宿をとったカドゥキョイ(Karaköy、イスタンブールのアジア側の街)までは空港バス(Havaist)を利用。チケットは運転手から直接購入して、クレジットカード利用可でした。

バスはしばらく快走しますが、市街地に近づくにつれて渋滞がひどくなり、同時に10秒に1回はクラクションの音が聞こえ、急ブレーキがかかるような惨状。しまいには路上でいきなりバスが急停車したかと思うと運転席方向から怒号が響き、ガチの喧嘩が始まる始末。すると乗客の男たちが静かに立ち上がり、わらわらと運転席方面に駆け寄っていくのです。

なんだこれ

幸い、3分くらいで喧嘩は終わりましたが…イスタンブール、もしかしてヤバい都市か?

そんなこんなで2時間程度でKaraköyのバスターミナルに到着。

ホテルまでは歩いて5分程度でしたが、なんだかとても疲れました。

イスタンブールのホテル

イスタンブール観光

旧市街観光

翌朝は激混みと噂の旧市街観光へ。

特にアヤソフィアあたりの混雑がひどいと聞いていたので、ホテルの朝ごはんを待たずに、旧市街のあるヨーロッパ側に渡る船のつく港へ向かいます。お腹が少し空いたので、港にいくつかあるシミット(トルコで最もよく見るパン)の屋台でパンを購入して船に乗ります。

黄色い靄のかかったボスポラス海峡の気持ちの良い朝日と風を感じるテラス席でパンを食いながら、10-20分くらいでEminönü(旧市街側)/Karaköy(新市街側)に到着し、トラムに乗ってまずはブルーモスクへ!

ブルーモスクには9時過ぎ頃の到着、入り口もほぼ混んでいませんでした。中は一般客が入れるエリアが広くないこともあってか、そこそこ込み合っていました。

ブルーモスク(スルタンアフメトジャーミィ)。ステンドグラスが美しい

ブルーモスクの中には猫ちゃんも

かわいいね

ブルーモスクからは、公園を歩いて迎えるアヤソフィアへ。10時過ぎ頃だったと思いますが、チケット購入列も、セキュリティチェックの列もディズニーランド級の長蛇の列!

本当に朝イチ、なんなら開場前から待機していないと大変なようです。

とりあえずチケット列に並びますが、チケットを買う頃にはセキュリティチェックの列もさらに伸びて、さすがに並びたくなくなり、チケットセンターの方に「チケットは明日も使える?」と訊いたところ「アヤソフィア博物館とセットのチケットなら、明日まで使えるよ。ちなみに、朝は9時じゃないと厳しいけど夕方16時くらいならたぶん空いてるよ」と親切に教えてもらい、いったんアヤソフィア博物館へ。

博物館前にも猫

アヤソフィア博物館はブルーモスク側に戻ったところにあり、前半のアヤソフィアの歴史についての解説動画がかなり気合が入っていて面白かったです。

アヤソフィア博物館内。博物館なのに猫がいる!

その後はのんびりグランドバザールをめぐりました。

グランドバザールのはずれの書店街

グランドバザールの中。思ったよりも複雑で広大で、人が多い通りはえげつないが細い路地は閑古鳥が鳴いている

その後、夕方16時半ごろにもう一度アヤソフィア前によると、あの長蛇の列が嘘のように、列には全く人が並んでおらず、これ幸いとそのまま入館。

アヤソフィアについてはいろんな人が紹介していると思うので詳細に説明はしませんが、ブルーモスクと全く違う雰囲気で、その数奇な歴史を肌で感じることができました。

アヤソフィア。ブルーモスクとは雰囲気が全く違う、見どころの多い建造物

アヤソフィアの中にも猫がいた

結局絨毯を買う

その後、妻が行きたがっていたお土産屋、DECO GIFT & CARPETに向かいました。

日本語ペラペラなご主人がやっている土産物屋で、ご主人曰く客の9割は日本人だとか。また、たまに日本の催事場で絨毯を売りに行くこともよくあるそう。(またにデパートとかでやっているやつだね、たぶん)そういう商売の仕方をしていて信頼が一度なくなるとお客がこなくなるから、自分はぼったくりとか無理に買わせることはしないんだ、と話しており、それは本当にそのようでした。

で、妻の家族用のお土産(スカーフ)を買うつもりだったのですが、結局トルコ絨毯と妻のスカーフも買ってしまいましたw

ご主人は日本語も営業スキルも舌を巻くほど達者だったのもありますが、正直私もトルコ絨毯気になっていたので(それが顔に出ていたのか、ご主人に見破られて販売交渉されましたw)、良い買い物ができました。

ちなみに、カッパドキアで見せられたのは完全手織り、ここで買ったのは機織り(たぶん機械で織ってるんだと思う)で、シルクの玄関マットサイズのもの。エキゾチックで繊細な柄と光沢、そして見る向きによってその色合いが全く変わる特徴は、素人目には手織りと機織りの差を感じず、大変満足です。

客引き(ぼったくり?)に引っかかる

その後もう一度アヤソフィア前の公園に戻りました。流石に疲れたのでベンチに座り、夕食にはまだ早いので露天で売っているスイカを食うか、適当にカフェで時間を潰すか…と考えていたところ、青いダウンを着たお兄さんが「その靴、かっこいいね」と英語で話しかけてきました。

結論から言うと、お察しの通り、この人普通にぼったくり店への客引きの人でした。(たぶん)

あ、なんか怪しいなと思ったものの適当に話していると「いいところあるから行こうぜ」とのこと。流石に警戒してどこに連れていくのか確認したところ、「Seven Hills Hotelだ」とのことで、ここは私は知りませんでしたが、インスタでたまに見るイスタンブールの有名スポット(景色がよくて、カモメにパンをあげることができるとか)だと妻が言うので、何か変なことをされたりモノを売りつけられる感じはないなと安心してのこのこついて行ってしまいます。

そこでは結局めっちゃ自撮りとかしただけで「俺の親戚のやっているお菓子屋に連れていくぜ」と言ったので、その勢いのままについていくことに。いや、ついていくなよw

道中、さっきのDECO GIFT & CARPETの前を通り、ちょうど店の前でチャイをしばいでいたご主人とばったり会ってしまい、青いダウンの兄ちゃんとご主人は顔見知りらしく、兄ちゃんからご主人に親しげトルコ語で話しかけていました。そのあと私たちにも気づき、「買い忘れかい?」なんて冗談を交わしてそのまま通過。

そのあと数ブロック先にあるロクム屋に入り、親戚という割に親しく店主らしい人と話すこともなく、かつそのままスッといなくなった兄ちゃんをみて、これはまずいとようやく気付くわけですが、そのまま軟禁され、数万円の高いロクムを買うまで怖いおっさんに取り囲まれる…なんてことはなく、1本2000円くらいのロクムのうち試食して気に入ったものを3本購入しただけで、箱いっぱいになるまで出してくれないとか、フレーバーの効いたチャイも一緒に買わないと凄まれるとかも特になく、すんなり出てこれました。

ちなみに、ロクム1本2000円はインフレ激しいトルコで妥当だったのかはわかりませんが、訪問当時の相場からして、若干高めだったかもですがぼったくりというほどではないようでした。

あとで考えると明らかに詐欺の客引きの手口(最初に観光地で暇そうにしている観光客に声をかけて雑談から始まり一緒にお茶や観光地案内をして信頼を得た後にぼったくり店にご案内、というパターンは迂遠なやり方だなと感じる一方で、結構王道らしい)なのについていったのは大変おバカだったな、と思いつつ、どうしてロクム屋でぼったくられなかったのかは謎です。

たぶん違うかもしれないけど、DECO GIFT & CARPETのご主人が兄ちゃんと会話したときに「あんまぼったくらせんなよ」とか兄ちゃんに釘を刺してくれたのかな、なんて思ってます。道すがら、兄ちゃんからご主人に声をかけて、そのあと私たちに気づく流れだったので、ぼったくりの仲間だと勘違いされないようにとか単純に親切心でとかあるかもしれませんが、ほかに理由が見当たらないので。

あるいはただの親切な兄ちゃんだったのかもしれないけど、そんなわけないんだよなぁ…

何はともあれ、支払をケチった結果ロクムの材料にされてしまうことなく店から出た私たちに、結局店の近くで待っていた兄ちゃんは「クルーズはどうだ、夕食はどうだ」とさらに色々薦めようとしてくれましたが、さすがにこれ以上が付き合えないと断って、早々に港に戻ったのでした。

 

翌日は新市街側を観光すべく、やはり人の少ない時間帯から観光を始めたかったのでホテルの朝食時間前に船着き場へ。

ボスポラス海峡を渡る。チャイを飲みながらデッキに座っているだけで映画の主人公気分

ガタラ塔を眺めつつ街をぶらぶら歩き、レトロなトラムに乗ってタクシム広場へ。

今度は猫に引っ掻かれる

タクシム広場でもぶらぶら歩き、その辺にいた猫と遊んでいると、元気の良い猫が妻のスマホのストラップを気に入って大はしゃぎ。はしゃいだ勢いで爪が妻の手にあたり、わずかに出血してしまいました。

タクシム広場の猫

トルコは死亡例こそ多くないものの、ちゃんと狂犬病汚染国であり、もちろん猫からの感染リスクは爪で引っ掻かれた程度でも存在します。で、事前に予防注射を僕ら打ってていない…なので念には念をと、狂犬病ワクチンの暴露後接種をすべく、急遽予定を変更して近くの公立病院へバスで向かうことに。

公立病院はバスで20分ほどのところにあり、付近の街並みは完全に観光地のそれとは異なる「生のイスタンブール」感の漂う感じ。

市民病院

病院も観光客などおらず、まずどこに行くべきかもわからず案内の人に聞いてようやく「外傷トリアージ」の扉にたどり着きます。

ただ、そこからが長い長い!

なぜ長いのかというと、外傷トリアージには警察と手錠をかけられた何人もの男たちが先に並んでいるからです。

どういうこと???

何が起きたのかわかりませんが、その物騒な雰囲気に「いつ終わりますか?」なんで聞けるわけもなく。

さらには外傷トリアージのプリンタが壊れたらしく、近くに手錠をかけられた男たちと、腰に拳銃を吊るした警官たちに囲まれてゆうに1時間は待たされたところでようやくワクチンを接種し、その後はすんなり終わりました。

へとへとになって新市街に戻り、遅いお昼ご飯にサバサンドを食べ、新市街周辺を散策しました。

熱した砂で沸かすトルココーヒー!これを飲みたかった

レトロなトラムが走る

新市街散策後はガラタ橋を渡ってエジプシャンバザールでお土産物色。

エジプシャンバザールは食料品多め

帰国前日ということもあり、その日は早めにアジア側に戻ります。

ただの渡り船だけど最高のクルーズ

チャイをキメる。最高。

かつてのイスタンブールで名を馳せたトンビリちゃんの像を見に行って(ここも観光地外なので生のイスタンブールを垣間見れたようで楽しかったです)高級ロカンタでめっちゃ旨い夕食を食べて大満足で終了!

トンビリちゃん像

店番ねこ

いかついお兄さんと遊ぶねこ。トルコ人、人間と車には凄い勢いでクラクション鳴らすけど猫にはクラクション鳴らさない。

猫が幸せそうな街

バイクの上にもねこ

公園にも大きなねこ

小さな猫とガラタ塔

帰国

何かに当たって腹を下す

その夜、早朝に体調が悪く目が覚めました。腹部に違和感があります。そう、腹痛です。

海外旅行名物の食中毒でしょうか、でも私はお腹弱い族なのでそうではないかもしれないと考えつつトイレに籠っていると妻も腹痛を訴え、これは食中毒に違いないと確信。

このあと飛行機で11時間カンヅメなのに下痢とは洒落にならないので、こんなこともあろうかと持ってきた下痢止めやら胃薬やら整腸剤やらを飲んで長い夜を越え、腹痛は収まりつつもゲッソリして体調も最悪な朝を迎えました。

ともあれ、腹痛もだいぶ収まったので体調は最悪ですがケツからすべての栄養が流出している気がするので、ホテルの朝食で消化に良さそうなものを食べ、バスでイスタンブール空港へ。

行きは2時間ほどかかりましたが、帰りは朝だったこともあってか1時間半もかからずに空港に到着しました。早く着きすぎたので空港でかなり時間を潰す羽目になりました。

なお、イスタンブール空港の国際線出発ロビーは広く、中央部付近の椅子はすべて埋まっている一方で、ロビー両翼まで行くとだいぶ空いていました。

イスタンブール空港は市街地と比較しても物価は誇張なしで3倍くらいします。ビックマックのセットが3000円くらい。

そのあとは飛行機に乗って夕食も食べきれず残してしまったものの、朝食は美味しく完食し、成田空港では検疫所で狂犬病についての相談して、新幹線で家まで戻り、ようやく長くて濃い旅は終了したのでした。

さよならイスタンブール

情報まとめ

本文に書いたものも含みますが、GoogleMapのリンクも載せておきます。

良かった飲食店

基本的に、行った店はだいたい旨かったです。価格の高い・安いの差こそあれ、日本人の口には合う料理が多い気がします。(ただし、Googleマップにレビューがたくさんついている店しか行っていないのでガチのローカル店については分かりません)

あえて挙げるなら、若干油分が多い/味付けが濃いめなものが多く、胃もたれしやすい人が注意。あと、衛生環境は日本より確実に悪いので胃腸薬は多めに持っていくのをお勧めします。

カッパドキア

・Kapadokya Kebapzade

ギョレメのダウンタウンにあるトルコ料理店。観光地価格だけど旨い。

https://maps.app.goo.gl/DfuSNtn1hG1vyCdg6

ケバブ

・Old Cappadocia

ギョレメのダウンタウンにあるトルコ料理店。壺ケバブのパフォーマンスが派手で良い。

https://maps.app.goo.gl/JZNjWiYtRgjBmcRk6

ケバブ

・Has Döner Ankara Yolu Şubesi

トゥズ湖ツアーの帰りに連れて行かれるケバブの店。ボリューム満点。デザートもツアー価格に含まれているっぽい?

https://maps.app.goo.gl/U2XFnPBLfCn1CeZr9

・Aslan Restaurant

グリーンツアーで連れていかれるトルコ料理店。トルコ版川床。飲み物代だけツアー価格に含まれていない。

https://maps.app.goo.gl/78ggqEEm5hwHnqLE9

イスタンブール

・Kadı Lokantası

ちょっとローカル感のあるロカンタ。英語も通じるし外国人も多い。

https://maps.app.goo.gl/HNGd82ZSpfnaXZ1v7

ロカンタ。頼みすぎた。

・Yanyalı Fehmi Lokantası

高級ロカンタ。ロカンタと呼ぶには高すぎるけどめっちゃ旨い。

https://maps.app.goo.gl/ozEG4KSSUEfHZuZ29

高級ロカンタ。すべてが美味い。

・Kadikoy Midyecisi

ミィディエドルマ(ムール貝に米詰めて炊いたやつ)の店。めっちゃ旨い。

https://maps.app.goo.gl/xq5qycEa4X5gnSYh7

ミディエドルマ。冷たいのがデフォルトらしいけど、この店は温かいのも食える。

・Sokak Lezzeti Tarihi Balık Dürümcü Mehmet Usta

サバサンド(正確にはサバラップというべきかも)の店。飲食スペースは道の向かいの歩道に並んでいる椅子だけなのに注意。量が程よく、味付けも良い。

https://maps.app.goo.gl/a3sQMfHKS1PgpGtT9

サバサンド

・Mevlana Kebap Lahmacun Salonu

トルコ料理店。観光地価格ではあるものの明瞭会計で、旨いし、食後のチャイとバクラヴァは無料でつく。ただ、怪しさ全開の客引きが路上で観光客に声掛けしまくっているせいで損をしている店。

https://maps.app.goo.gl/sgfPbsemZKjk3VpHA

うまい(緑色のやつは死ぬほど辛い)

良かった店・施設

カッパドキア

小さな店が多くてGoogleMapで見つけられない店も多かったのでリンクや店名は載せられないが、基本的にイスタンブールより相場は明らかに安いので、何か欲しいものがあればこっちで買っていくのが吉。ただしボッタクられないように注意はしたほうが良いかも。何よりツアーで連れていかれる店は本当に欲しいのでなければ買わないか、ギョレメとかのダウンタウンの店と比較したほうが良い。

イスタンブール

・DECO GIFT & CARPET

土産物屋。絨毯、スカーフ、クッションカバー、宝石、陶器などがメイン(小物系は少なめ)。日本語OK、というより客の9割がた日本人らしい。日本にも年イチくらいでデパートの展示販売会に出ているとのこと。なお、ご主人の営業スキルが異常に高い。

https://maps.app.goo.gl/433snUa2uPmYJy4Z8

・えどまっちゃんの店

ほかのサイトやYouTubeでもよく見る土産物屋。食品以外はだいたいなんでもある。日本語OK。押し売りや無理に勧めてこないので快適に買い物ができると思う。

https://maps.app.goo.gl/FSHXx9fBfm8wKn5m6

泊まったホテル

カッパドキア

・Charming Cave Hotel

洞窟ホテル(本物)。ホスピタリティも部屋も立地も朝食も、とても良かった。カイセリ空港の送迎は片道で15TL/人。

https://maps.app.goo.gl/evM6Z4vAQTjbVLDu9

 

イスタンブール

・İstanbul Life Hotel

アジア側の都市カドゥキョイ(Kadıköy)にある宿。朝食付きだが、8:00~10:00。部屋は広く、エレベーター付き、衛生的だったが、潔癖症気味な人は少し気になる清掃具合。

https://maps.app.goo.gl/ayg5WcsWHcLEF3vG7

観光のTips

カッパドキアはツアー必須だが、ギョレメなら近場を徒歩で楽しむこともできなくはなさそう。

イスタンブールは、僕たちは2日半滞在だったが、それでは観光地巡りも街歩きもお土産屋巡りも、猫と遊ぶのも、いずれを目的にした場合でも足りないと思う。

9月末~10月初めに行きましたが、特にカッパドキアは寒く感じることも多かったです。フリースを持っていきましたがそれでも寒いことがあったので、薄手のインサレーションがあると良いかも。

アヤソフィアのお勧め観光方法

アヤソフィアはチケット列と入場列(荷物チェック)の2段階の行列があり、これに並ばないようにするためには朝イチで行くか、夕方16:00頃に行くかの二択。特に朝はトラップで、9:30~10:00に行くと逆にめちゃ並ぶので注意。

なお、アヤソフィア博物館(セットのチケットもある)に行ってから入ったほうが楽しめると思う(日本語のオーディオガイドもある)。博物館の前半は結構気合が入っていて面白かった。

普通の連絡船でなんちゃってボスポラス海峡クルーズ

Eminönü/Karaköy~Kadıköyで23.3TL(だったはず)で乗れて、旅情がヤバい。船って漏れなく旅情を醸し出す最高の舞台装置として機能するので、旅行には可能であれば船の要素を取り入れると満足度が上がると思う。

バス・トラム・船の乗り方

空港バス

空港の地下にある「Havaist」が地下鉄やタクシーよりもお勧め。運転手から直接クレジットカードで買える。僕たちが乗ったときは満員になって出発時間数分前に発車したので、余裕をもっていくと良いかも。

なお、行きのバスでは充電できなかった。(帰りはできた)

路線バス

少なくとも僕らが乗ったバス(合計2路線、一つは夜に乗った)で怖い思いはしなかった。イスタンブール以外に、クレジットカードをカードリーダーにかざすのでもOKだった。めっちゃ便利。同じことがトラムや連絡船でも使えるのかは試してみていないのでわからない。

トラム

新市街と旧市街で1路線ずつ乗った。特筆することは特になし。イスタンブールカードで乗れて、かつ安いので積極的に使うとよいと思う。

連絡船

2つ運営会社があり、乗り場が違う。Kadıköy側は同じターミナルだったが、Eminönü/Karaköyはちがうっぽいかも?僕らは結局一つの会社しか使わなかったが、価格は同じらしい。

船上ではチャイを15TLで買える(運んできてくれることもあった)。市内の相場よりも安い水準。乙女の塔や数々のモスク、ガラタ塔など、イスタンブールの観光地を海上から眺められて最高。寒くなければテラス席がお勧め。

最高の新婚旅行でした!

おしまい




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