10月9日の午後、はじめての場所へ行ってきた。
太宰府にある「絵本の店 あっぷっぷ」。
太宰府にこんな素敵なお店があったなんて、まったく知らなかった。
飯塚に来てからの20年、なんだか損をしていた気分になった。
そんなふうに思えるくらい、心ときめく場所だった。

この日の目的は、こちら。

「絵本の店あっぷっぷ」との出会いが先だったのか、「つながる世界」展が先だったのかよく覚えていない。
そもそも、何かを検索していて出会ったのか、ぼんやりとSNSを眺めて時間の無駄遣いをしていた時に出会ったのかもよく覚えていない。
ただ、行かなければならないような気がしただことけは、覚えている。
全国を巡回していて、福岡での展示が10月1日~10月17日までだったので、過密スケジュールを調整して出かけてきた。
お店の左側が販売スペース、左側にあるちいさな扉の向こうがイベント(展示)スペース。
展示スペースに入ると、広い空間にグランドピアノが置いてあり、壁に絵と写真が綺麗に並べられている。


私は、パレスチナ問題について、全くと言っていいほど知らない。わからない。
だから、一生懸命読んだ。
一回読んだだけでは分からないから、またちゃんと読もうと思って、写メを撮ってきた。

『ふたごの家族』を描いた 絵本作家吉田尚令さんのコメント
クムサンご夫婦は戦禍の中、決死の想いで双子の赤ちゃんを帝王切開で出産した。赤ちゃんの名前はアーセルちゃんとアスィールちゃん。父親のムハンマドさんは出生証明書をもらうために外出し、帰宅途中、自宅に攻撃があったことを電話で知らされた。
戦車からの砲弾が自宅を直撃し、出産直後のためベッドで安静にしていた妻のジュマナさんと双子の赤ちゃん、義母の命が奪われた。
アーセルちゃんとアスィールちゃんは4日しか生きることができなかった。心躍らせながら準備したベビー服に子どもたちが袖を通すことはなかったとムハンマドさんは泣き崩れた。ムハンマドさんはこのあと、どうやって生きていけばいいんだろう?せめて絵の中で家族の穏やかな幸せな時間を描きたいと思いました。 ー吉田尚令

赤・黒・緑・白で彩られたポピーの花は、パレスチナの国旗と同じ色を持ち、パレスチナの国花でもあるそうです。
ポピー畑の上を、白鳩が子どもを乗せて飛んでいく・・・。
そんな平和への願いを込めて描きました。
どうか、パレスチナの子どもたち、そして世界中の子どもたちが安心して暮らせる日が、一日でも早く訪れますように。

おとなたちが こどもたちに
なにかを あたえることがあっても
おとなたちは こどもたちから
なにも うばってはいけない
こどもたちに
みらいをあたえ あんしんをあたえ
いのちをまもる
それが おとなたちのやくめ
明るい色彩の絵もあれば、暗く悲しみに満ちた絵もあった。
鳥や花、動物たちの絵もあれば、笑顔溢れる子どもの絵もあった。
この絵画展に寄せられた作家さんたちの勇気に敬意を表したい。
一方、私は・・・?
遠い国の出来事で、難しい問題で、自分ができることって何もないよなあ。
そう思っていたけれど、「知ること」「知ろうとすること」「関心を持ち続けること」が大事なんだって気付かされた。
『つながる世界』にちなんで、「絵本の店あっぷっぷ」で買ってきた本。

世界中の子どもたちが、青空の下、笑顔溢れる毎日を過ごすことができますように。
