お茶のお稽古へ。
小さな非日常の入り口。

炉の蓋が締められて、風炉の季節となる。
爽やかな一日。
「薫風 南より 来る」
5月に吹く、心地よい南風の様子を表わしている。
新緑が美しく、若葉の香りが風に乗って運ばれてくるような清々しい季節の情景。
禅の世界では、悟りの境地を示す言葉としても用いられるのだとか。
そんな掛け軸を前にして、自分はなんて心の狭いつまらないニンゲンなんだと思う。
人に優しく、傍を楽にすることに喜びを感じられればいいのに。
人を責めたり自分を責めたり、心の振り幅の大きさにとまどう。
