金曜日から次男の体調が悪い。
金曜日は、夕方電話がかかってきて、
「熱があるから部活を休む。迎えに来て欲しい」
と。
「うん、いいよ。どこに迎えに行ったらいい?」
って答えて、普段は車が乗り入れられない校内に堂々と迎えに行く。
これまでは、体調が悪くても、自分で帰ってきてベッドにもぐりこんでいた。
「迎えに来て」ははじめてかも。
熱は37.7℃。のどが痛いって。
インフルエンザには12月に罹っている。
コロナかな?
でも、熱の上がり具合と、本人の顔色からは、そんな気配は感じない。
「土日ゆっくり休んだら?」
って言ったけれど、
土曜日は部活。
日曜日は、市内中学生新人コンクールの補助員として召集がある。
コンクールの審査があっている間、演奏をすることになっているし、ユーフォニウムの先輩がその日は別件でお休みなので、自分が行かなければ、ユーフォのソロが抜けてしまう。だから、行かなくちゃって。
そう言っていたけれど、土曜日も熱が下がらず部活を休む。
そして、今朝も、結局下がらなかった。
休日の当番病院に診察に行く。
コロナもインフルも陰性。
喉の痛みがあって、咳が少し出ている。
結局、今日も部活は行けずじまい。
「熱が出ているんだし、しょうがないよ。」
って言うと、
「明日、顧問の先生に謝りに行く。」
と、ぽろぽろと涙を流して、次男がぼそりとつぶやく。
熱が出て部活に行けなくて、演奏に参加できなかったくらいで、謝りに行く。
それを涙ながらに言うことにすごく違和感を感じて、
「なんで泣くの?」
「どうして謝るの?」
って思わず聞き返した。
「いろいろあってるから・・・」
それだけ言って、詳しくは話さなかった。
数日前、旦那さんに、1年生の仲間同士でうまくいかないことがあると漏らしていたらしい。
学年リーダーとして、彼なりに思うところがあるのだろう。
演奏に穴を開けたことを謝りに行くのではなく、そのことも含めて、顧問と話をするつもりでいるのだろうか。
「謝りに行く」という表現でしか伝えられなかったのかもしれない。
私と同じで、想いを言葉にする前に、涙が出てくるのだろうか。
言いたいことを思うように言えずに苦しい思いをしていないだろうか。
いろんなことを経験して優しくたくましくなってほしいと思うけれど、涙をこらえきれないほどの出来事は、親としてもつらいものだ。
泣きそうになるのを我慢して、ぎゅっと抱きしめたくなるのを我慢して、
「大丈夫?」
と尋ねる。
「だいじょうぶ」
そう答える次男を信じ、見守ることしかできないのだろうな。