今朝の福岡の天気予報では、最高気温が38℃まであがるって言ってた。
福岡で38℃だったら、盆地の飯塚は40℃になるんじゃないかって心配になった。
そんな中、今日はお茶のお稽古日。
月末は「花月」のお稽古。
あっついけれど、着物。
あっついけれど、涼やかに(笑)。

いただきものの着物。
初めて袖を通したので、おはしょりが少し長かったかな。
同じ人からいただいた別の着物は、少し小さめに感じたのだけれど、こちらの着物は丈が少し長かったみたい。
「花月」のことは、先月のブログでも残している。
「花月」とは、お茶を点てる人とお茶をいただく人を「折据(おりすえ)」というくじ札で決めるというもの。
5人一組で、合わせて4回お茶を点てる。
役割が変わるたびに、席を移動し、くじを引いていくのだけれど、決まり事を守りながら、みんなで息を合わせてリズムよく進めていくことがなかなか難しくもあり、楽しくもある。
ゲームみたいではあるけれど、花月とは、自分の役割をきちんと果たし、かつ、周囲の人がきちんと役割を果たせるよう、状況を把握し判断しながら事に当たる、いわば精神修養なのだ。
花月には、「互換機鋒看子細(ごかんのきほう しさいにみよ)」という教えがあって、これは、自分のおかれた環境で精一杯の行動が取れるよう、どんな境遇でも慌てふためくことなく、隙なく働くために自己を見つめなさいという意味なのだそう。
ぼーっと生きてないで、いろんな場面で活かせる「気」を養ってこころを磨きなさいということなのだなあ。難しいけどね。
そして、先月と同様、今月も「三友之式」に挑戦。
「三友之式」は、「花寄せ」「香を聞く」「お茶をいただく」が合わさったもの。
「花寄せ」とは、いくつかの花入れを茶室にならべて、順次花入れを選んで花を活けていくというもの。

まずは、花入れを選ぶ。
その花入れに合うように、花を選ぶ。
4人いるので(花月は5人でするものだけれど、今日は4人でお稽古)、他の人のことも考えながら花を選ぶ。
人がどんなふうに活けるのかをみるのも楽しいし、自分が活けるのも楽しい。
あとから「葉を落とせばよかった」とか「色味を加えればよかった」とか「数を減らせばよかった」など、あれこれ思うのだけれど、それをみんなで言い合うのも勉強になる。
続けて「香を聞く」。
今日のお香は、なんと、「伽羅」。
伽羅は、香りの生成に100年以上の年月を要するのだとか。
そのため、希少価値の高い高級品として扱われる。
そんな貴重品を気前よくお稽古につかってくださるなんて!!
「大先生が譲ってくださったからみんなで香りを聞いてみましょう。」
と、にこにこ笑って楽しそうに準備される先生は、すごい!!
香木といっても、ちいさなちいさな破片のようなものだったけれど、その香りは、ちいさな破片が発しているとは思えないほど、ゆっくり柔らかく広がって、ほのかに甘くやさしい香りをゆっくりと味わうことができた。
お茶のお稽古はいつも、「知らないことを知る」「初めてを体験する」、そんなことの連続だ。
同じことをしても、毎回同じようにはいかない。
だから面白いし、謙虚な気持ちになる。
着物もそうだ。
同じ着物を着ても、同じようには着付けられない。
見た目は同じでも、今日はここが・・・、前回はあそこが・・・と思うことばかりだ。
お稽古も、着物も、「ままならない」。
そのことと向き合い、そんな時間を持てるから、夢中になっているのかな。