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 私家版・世界十大小説 短編編

 昨日、はてな界隈で流行っている私家版・世界十大小説をやりましたけど、考えてる最中に、どうしても「十大小説」とかいうと長編、特に大長編を選んでしまうなってことで、短編もちょっと考えてみました。
 
 
・ チェーホフ「かわいい女」

チェーホフ 小笠原 豊樹
新潮社 1970-11

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・ ボルヘス「バベルの図書館」

J.L. ボルヘス 鼓 直
岩波書店 1993-11

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・ ウィリアム・トレヴァーマティルダイングランド

ウィリアム・トレヴァー 栩木 伸明
国書刊行会 2007-02

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・ ウラジーミル・ソローキン「セルゲイ・アンドレーエヴィチ」

ウラジーミル・ソローキン
国書刊行会 1999-01

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・ サリンジャー「エズミに捧ぐ 〜愛と汚辱のうちに」

サリンジャー
新潮社 1986-01

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・ ジーン・ウルフ「デス博士の島その他の物語」

ジーン ウルフ Gene Wolfe 浅倉 久志
国書刊行会 2006-02

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・ テッド・チャンあなたの人生の物語

テッド チャン Ted Chiang 浅倉 久志
早川書房 2003-09

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・ エドガー・アラン・ポー「アッシャー家の崩壊」

エドガー・アラン・ポー 佐々木 直次郎 Edgar Allan Poe
新潮社 1951-08

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・ 芥川龍之介「歯車」

芥川 龍之介
新潮社 1968-12

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・ 川端康成「片腕」

川端 康成
新潮社 1967-11

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 まあ、日本でいう中編ほどの分量のある作品も混じっていますがこんな感じで。
 やはり短編ならチェーホフをあげないわけにいかないと思うんですが、そのチェーホフなら「かわいい女」。良さを説明するのが難しい小説ですが、いいです。
 ボルヘスの「バベルの図書館」は、その素晴らしくもスケールの大きいアイディアに。「著作権!」と声高に叫ぶ人にも読んで欲しい。
 ウィリアム・トレヴァーマティルダイングランド」は幽霊の出てこない亡霊の物語。中編と言っていいボリュームですが、これまたすごい作品。
 ソローキンの「セルゲイ・アンドレーエヴィチ」は史上最もショッキングな小説かも。ラストで爆笑するか激怒するか、それとも脱力するか。
 「エズミに捧ぐ 〜愛と汚辱のうちに」のラストの言葉は、ライ麦畑のエピソードと同様にきっとずっと頭の中に残っていく言葉。
 ジーン・ウルフ「デス博士の島その他の物語」はその圧倒的な完成度に。
 テッド・チャンの「あなたの人生の物語」は、SF的アイディアと文体が見事に解け合った見事な作品。泣きのSFでもありますね。
 ポーの「アッシャー家の崩壊」はいまだにそのラストの迫力を覚えている作品。新訳があれば、またそれでも読んでみたいですね。
 日本からは芥川と川端を。
 「歯車」は、フィクションなのかもしれないけど狂気の一歩手前を感じさせる不気味な迫力に満ちた作品。
 「片腕」は、同じ本に収録された「眠れる美女」とともに川端康成フェティシズムが炸裂した作品。

 時点はカーヴァーの「大聖堂」、ディッシュの「アジアの岸辺」、ホセ・ドノーソ(『夜のみだらな鳥』だとドノソ表記)「夜のガスパール」あたりですかね。



晩ご飯は野菜炒めと冷奴




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