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個人的星の色の変遷

星の色が話題になっている?ようだったので、自分の画像を振り返ってみました。

 

①カラーをビニングで撮影していた2008年頃の画像群

M63 (カメラはST7XME;L×16 R×8 B×8 単露光10分)

 

M66 (ST7XME;L×35 R×8 G×8 B×8 単露光10分)

 

M99 (ST7XME;L×53 R×6 B×8 単露光10分)

 

NGC3521 (ST7XME; L×63 R×6 B×8 単露光10分)

岡野さんが考案なさった”LRGB(LRLBも含む)合成法"の基本は「露光不足になり易いカラーをビニングで撮る」ことでしたが、私の技術不足(ステライメージの基準点による位置合わせのズレなど)もあってか、星に偽色が発生するのが悩みでした。

偽色が出てしまった星は一個ずつ選択→Lab色彩調整で「色を抜く」という作業をしていました。当時「星は白」と思っていた。

 

②カラーも1*1で撮るようになった2011年頃~

NGC3166,3169 (ST8XME;L5分×423 R10分×29 G10分×30 B10分×29)

 

NGC4214(ST8XME;L5分×169 R10分×22 G10分×25 B10分×24)

 

NGC4298,4302 (ST8XME;L×169 R×19 G×19 B×18 単露光10分)

それまでは銀河本体の構造描出にのみ関心があり、星には無頓着でしたが、この頃から「星にも色が付いて欲しい」と考えるようになりました。

カラーをビニングするとLRGB合成後に星から(偽)色がはみ出し易い気がしたので、Lとカラーのフィッティングを良くするためにビニング無しで撮り始めました。

いま振り返ってみると、この頃が自分の画像としては一番ツヤがあったかも・・・当時はアメリカ滞在中で、SQM18.98の中光害地とは言え透明度は日本よりも良かったし、9μ画素のST8XMEの高感度はやはり別格だったと思います。

ただ、データの通り、カラーの露光時間もしっかり長くなりました。

 

③2021年からはIR/Bカラー

M105 (ST10XME;L×82 IR×117 B×51 単露光5分)

 

NGC4618,4625 (ASI533MMP;フィルター無し×25 IR×65 B×25 Hα×50 単露光5分)

 

NGC4631 (ASI533MMP;フィルター無し×25 IR×42 B×45 Hα×49 単露光5分)

2020年に日本で撮影を再開して以来、光害の影響は年々酷くなって来ているように感じます。特に青。青が露光不足だと白い星が白くならず、黄色っぽくなってしまう気がします。

それから、LRGB合成では微光星や遠方銀河が緑に転んでしまうのも悩みで(あるいはSTXMEの特性だったかもしれませんが)、画像の仕上げには必ず「星の色抜き」を行っていました。

2021年からIR/Bカラー合成を試し始めて嬉しかったのは、この一手間が必要無くなったこと。何もしなくても星が青・白・橙に色付くようになり、IRにだけ写る微かな遠方銀河は橙になります。

とはいえ光害地で十分なB情報を確保するのは大変ですが、それはLRGB合成でも同じ事なので、RとGを撮る代わりにBを3倍撮る今の方法を変えようとは思いません。

 

星の色の今後の方向について。

私は星と銀河を分けずに一緒にストレッチしているので、星に色が乗り難かったとは思うんですよね。

Starnetで分けてストレッチするか、あるいはL合成後にIR/Bカラーの星を置き替える事で、より色が出易くなるかもしれない。今後試してみようと思います。




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