
GOTO210(D=210mm f=1260mm)+160JP / AlThiba3
ASI533MMpro(-10℃ Gain100 Offset20)
フィルター無し×65枚
OptolongNightSkyH-alpha(IR)×61枚
B×30枚 Hα×188枚
(いずれも単露光5分)
総露光1720分≒28.7時間
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この銀河の"スーパーウィンド"(バブル)は、4年前UTOさんの記事で知りました。
UTOさんはNBZをお使いでしたが、私は7nmHαフィルターでのチャレンジです。
NASAの解説は、こちら↓
画角内にツインクエーサー Q0957+561が写っていることは、撮影後に気付きました。

Wikiによれば、アインシュタインが予言した重力レンズ効果の初めての実例として、1979年に発見されたそうです。 約138億5000万光年の彼方にあるクエーサーが、約50億光年辺りにある楕円銀河の重力レンズにより2つに見えているそう。
私の画像ではどちらも青く写っていましたが、HSTの画像だと片方は楕円銀河と重なって赤味を帯びているように見えます。
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以下は"バブル"描出の試行錯誤です。
ContinuumSubtractionを使う際、RとHαそのままでは黒潰れしてしまったので、双方に予めBXTをかけておく事によりHSTに近い領域を抽出できました(↓アクティブ画像)

中心部に現れた丸い領域に大興奮!
更に今回は、BXTしたHαにdenoisingしてからContinuumSubtractionを使うと、より分離が進みました(↓下段)

ただ、これで抽出されたHαNB画像は輝度が低過ぎて?L画像には使えませんでした(↓下段左端;失敗例)

しかたなく、L画像にはRを引かないHα画像と全データIntegrate画像を、Pixelmathで合成したものを使いました(下段左から2番目より;Hα;全データ;Pixelmath合成画像)
※ナローバンドをL画像にも加える事については異論あると思いますが、銀河の場合、カラーだけに加えると色浮きのようになってしまうので、私はL画像にも必要と考えています。
カラー画像には、HαNBをCombineHaWithRGBで加えました。
↑左から元RGB(IR/B)画像、Hαを加えた画像、最終のLRGB画像、HST画像