
GOTO210(D=210mm f=1260mm)+160JP / AlThiba3
ASI533MMpro(-15℃ Gain100 Offset20)
単露光5分 IR640×546枚 B×104枚 総露光 約54時間
Lに全データ計650枚使用 カラーにIR640×104枚, B×104枚使用
※カラーデータはLと兼用
アンドロメダ座にあり、今の時期に撮れる対象ですが、この画像は、昨年の秋から冬にかけて撮影したデータを処理したものです。
"The Fath"というニックネームを最初"Fate"と勘違いして、なんとなく崇高なイメージを持っていたのですが、
検索すると、銀河が"F"字形に並んで見えるので、天文学者の”Fath”さんにちなみ名付けられたというシンプルな由来のようです。
この対象は2018年に、同じ鏡筒+ST8XMEでも撮影していました(↓左)

左の2018年版は、総露光 約35時間(単露光5分 Clear×292枚 R×42枚 G×42枚 B×43枚 ) 通常のLRGB合成で、カラーに費やした露光時間は10.6時間でした。
右の今年版はIR/B撮影で、総露光は約54時間ながら、カラーの露光時間はBのみカウントすると8.7時間、実際にはBもLと兼用しているので、更に「お得感」があります。そして色合いはLRGBと遜色無いのではと感じています。
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”過去画像との比較”繋がりで、
天文ガイド9月号掲載のNGC6384に頂いた講評に、「(同じ天体・同じ鏡筒での)7年前の画像と比較すると、(技術の向上のほかに)機材やソフトウェアの長足の進歩がよくわかる」と書かれていたので、実際に並べてみました。
左は2018年版、右が今年9月号掲載版です↓

2018年版は、星だけRGB画像に置き替え、全体に彩度を上げているので、星数少な目・彩度高めの表現になっています。
今回は、IRとBフィルターだけを使ったIR/B撮影で、彩度は敢えて上げませんでした。
この2枚、大きく異なるのは精細感でしょうか。
左のST8XMEが9μ、右のASI533MMが3.76μという「機材」の違いもあるかもしれませんし(その代わり533MMは露光時間が余計に必要という感触ですが)、なんといっても「ソフトウェア」BXTの恩恵が大きいと思います。