skypeで教えて頂いたRICOHの天体撮影サービスのサンプルデータを処理してみました
https://ivory663814.studio.site/

Planewave20"(0.51m)CDK f=2259mm FLI-PL09000 (?間違えていたら御指摘下さい)
撮影地 オーストラリア・サイディングスプリング
L 300s×3 R/G/B 各々180s×1+300s×2 総露光54分
トリミングしています
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最初に悩んだのは白点・黒点ノイズです。
いつもは単画像にCosmeticCorrection→Integration w/Sigma Clippingで大体消えるのですが、このデータは各フィルター3枚ずつしかないのでSigma Clippingが使えない。3枚でも使えました<(_ _)>
まあ、「LにRGBも混ぜてSNRを損しないか?」も検証したかったので、一緒にやってみました。

上段はCC未使用、下段はCC使用。右下のCC→Sigmaで、ほぼ消えています。
SNRはL3枚のみ使用したものよりも、LRGB12枚の方が少し上がりました。
次に気になったのは星像の歪み。特にRが酷い?

でもこれはBXTで解決できるんですけれどね

上左;L(LRGB)12枚元画像 中:BXT CorrectOnly→右; SharpenNonstellar0.3
下左;RGB元画像 右;BXT CorrectOnly
今回、RGBのBXTはCorrectOnlyだけ。逆に背景補正のGraXpertはRGBにのみ使用しました。
その他の処理
RGBは、BN→CC ArcSinhStretch→星と中心部のみHT画像に置き替え
大変だったのはランダムノイズ消しで(CCDカメラという事もあるのかも?)Photoshopのクローンスタンプでチマチマと消しました。
1回目のLRGB合成後、GraXpertのDenoisingで色ノイズを均して→2回目のLRGB合成
マスク↓をかけて彩度を上げ

次にStar Mask↓をかけて、ステライメージのLab色彩調整で赤を下げ、青を上げました

HDR、LHE、GHSなども試してみましたが、階調を損ねる印象だったので、結局MLTでシャープ処理を加えただけ。あまり驚きの無い無難な画像に収まってしまいました。もっと思い切りが欲しい・・・
でもわずか1時間弱の露光でこんなに撮れたら楽しそうです。