一昨日、いつもの先生のレッスンが今年初めてありました。
最近本業(音楽+ITのお仕事とか)の方がご多忙で、レッスンは不定期。しかも割と急に予定を組まれるので、こちらは常に手持ちの曲を準備していなければなりません。次のレッスン(2月)も未定、練習プランも立てにくいので、他の先生と2本立てにせざるを得ず、新しい先生の体験レッスンを予定しています。
今回は既にレッスンしていただいたショパンのノクターン15番をさらに深く教えていただきました。
この曲はアナリーゼもかなりしつこく勉強しました。でもアナリーゼだけでは上達する事はありません。あくまで骨組みの理解で、そこから表現に結びつけるという作業が残っています。
今回のレッスンはざっくりまとめると、難しい箇所の攻略法、曲想、指遣いの訓練などでした。
私にとっては簡単な部分など一箇所たりともないのですが、特に難しいところが二箇所ありました。1つはドラマチックな展開が急に始まるフレーズで、メロディーの後に、激しい和音の連打があるのです。しかもそれが繰り返される。リズムもとりにくい。
↓文だけだとつまらないので、楽譜の写真を。でも、なんのこっちゃで、やっぱりたいしたことないですね(笑)

音が離れているということは、素早くなおかつ柔らかに手を移動させて、次の音の準備する余裕を持たなければなりません。
これができていないと、バタバタした弾き方で、とても美しいとは言えないのです。
それについて、先生がイメージを持たせるために、音楽は「時間芸術」なので、ある時間枠にあるモチーフを完成させる、ということを図解してくださいました。(絵画や彫刻は空間ですから、音楽がそうなのは当たり前ですが、再確認は新鮮です。)
こういう抽象的な図解は、とても効果があると思います。「そうか、その時間枠の中で納めなければいけないのか」と。
また逆に具体的なイメージに関しては「波のように」と、感覚的な表現で演奏が機械的にならないように注意されます。考えてみれば、海などの自然のリズムって何とも心地よいものですね。
もう一つは、右手はキラキラ、左手はベース音と三和音の連続なのですが、和音のアナリーゼが超難解(たぶん私レベルの知識では無理)な場所で、いまのところ丸暗記。この曲の2番目のヤマで、できるだけ滑らかな流れにしたい。
↓

先生はこれについては、私の左手の動きを見て、「そうではなくて、ベース音と三和音をひとまとまりで」とのアドバイス。私は、ベース音を弾いて、手首を上げて三和音に移っていたのですが、手首を上げず、ひとつの動きにする。ずっと言われ続けている動きですが、これが難しい。
ただ、レッスン後練習してみると、動きを一つにすると、全く流れが変わってくるので、手の動き(ポジショニングというらしいですが)は重要なんですね。
指の使い方、というか「運指」については、また次回書こうと思いますが、ハノン以外にいくつかよく知られたテキストがあるようで(私は全く知りませんでしたが…)、とりあえず入手しました。とてもとても、全部は練習できませんが、課題の「親指」強化のセクションだけは練習しようと思っています。
課題山積(ショパンが簡単に弾けるなんて、まぁ~ったく思っていまっせんが)ですが、下手は下手なりに、ショパンの美しさをそれなりに楽しめるので、じっくり楽しみながら練習していこうと思います。