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弱音装置(ピアノマスク)不要でした

自分が音に敏感なので、きっと周りの人もそうだろうなと思っていました。だからピアノを買うなら必ず弱音装置(ピアノマスク)をつけなければいけないと思っていました。

 

ところがピアノ店の店長に家に来てもらって、搬入路の確認(うちは、とても狭い変わった玄関アプローチなので、最悪の場合搬入不可能)と、ピアノを置く場所の確認とをしてもらった時のことです。

 

家の周りを見て、すぐに「ピアノマスクは要りません」と。「もし不安なら、このモデルは後で付けられます」とも。店長の判断、というより、たぶん「常識的」な判断かな、と思いました。店としては、マスクつけた方が儲かるから。

 

その時、目からウロコが落ちたような気がしました。騒音についての被害妄想の裏返しで、自分の「加害者になっちゃいけない意識」が病的だったかな、ちょっと思い込んでいたなあ、と。

 

確かに、その後、犬の散歩にでて、つくづく眺めてみると、「戸建て住宅」というより「孤立住宅」で、かなり離れた道路の通行人には聞こえるかもしれないけど、「騒音」ではないし、何より、「通り過ぎる人」なのです。なんでこの状態で弱音装置が絶対要る、と思っていたんだろう???

 

いつからか、納得の行かない騒音を我慢しなくちゃいけないという、ここでの暮らしの圧迫感から、おかしなメンタリティに陥っていたかもしれません。

 

あと、費用的に、ピアノマスクは、グランドで20数万円するので、それなしだと、かなり楽になるのも助かります。また、本体の音にも影響する、という意見もあって少し心配でした。ピアノの底にふたを取り付けるようなものですから、やはりなんらかのマイナスは否定できません。

 

何より、これがきっかけで、何かから気持ちが解放される「気づき」があったのは、意外な「おまけ」でした。

 

 




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